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毛利元就は1555年に厳島で陶晴賢(すえはるかた)の大軍と戦い、これを討ち破りました。 元就はこの時、晴賢の4分の1程度の戦力しか持っていませんでしたが、巧みな戦術によって勝利しています。 この戦いをきっかけに毛利氏は飛躍し、やがて元就は中国地方8ヶ国もの太守となりました。 この文章では、元就はどうして戦力で劣りながらも陶晴賢に勝利できたのか、について書いてみます。 【毛利元就の肖像画】 毛利氏は大内氏に従属していた毛利氏は元就の代になるまでは、安芸(広島県西部)の一領主であるに過ぎず、近隣の大勢力である尼子氏や大内氏に従属することで、その勢力を維持していました。 元就は大内氏の傘下の時代に、出雲(島根県)に勢力を持つ尼子氏に攻め込まれて逆に討ち破ったり、小早川氏や吉川氏などの諸豪族の力を取り込むなどして、その名声と実力を高めていきます。 こうして大内氏の中で存在感が増していき、安芸の中心
中東・アフリカ7カ国からの一時入国禁止を命じた大統領令が法廷闘争になる中、トランプ米大統領は6日、フロリダ州の空軍基地で演説し、「米国と米国民を愛する人々の入国を許可する強い計画が必要だ。米国を壊そうとする者たちの入国は許せない」と述べ、大統領令の正当性を訴えた。 トランプ氏は、イスラム過激派のテロを根絶するとし、「我々の国に根を張ることを許さない」とした。さらに、米国や欧州でテロが相次いでいることをあげ、「報道すらされていない。多くの場合、非常に不誠実なメディアは、報道したがらないのだ」と語った。米国や欧州でのテロ事件に関し、米メディアは大きく報道しており、トランプ氏の指摘の根拠は不明だ。 米メディアによると、ホワイトハウスはその後、メディアの報道が不十分とする欧米や中東などで起きた78のテロ事件をリスト化。広く報じられている2015年のパリ同時多発テロから、犠牲者がいないエジプトでのテ
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