10日の米議会公聴会で発言する米国際開発局(USAID)のサマンサ・パワー長官/Michael Brochstein/Sipa USA (CNN) 米国際開発局(USAID)のサマンサ・パワー長官は10日、パレスチナ自治区ガザ北部は既に飢餓に陥っているとの状況判断について、「信用できる」という認識を示した。 米当局者はこれまで、ガザは飢餓の瀬戸際にあると指摘していたが、米高官が公の場で飢餓が既に始まっているという認識を示したのは初めて。 これで米政権に対し、イスラエルに対する軍事支援の制限を求める声が一層強まる可能性がある。米対外援助法では「直接的または間接的に米国の人道支援の輸送や配送を禁止あるいは制限する」いかなる国に対しても、援助を禁止すると規定している。 10日の議会公聴会でホアキン・カストロ下院議員(民主党)はハフポストの報道を根拠として、USAIDが公電で飢餓は既に始まっている