アフガニスタンの首都カブール(Kabul)で、旧支配勢力タリバン(Taliban)の襲撃を受けた建物前で警備に立つ警察官(2012年4月16日撮影)。(c)AFP/SHAH Marai 【4月17日 AFP】アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)が首都カブール(Kabul)などを狙った同時多発攻撃は16日朝、発生から18時間を経て同国の治安部隊に制圧された。 タリバンは「春の攻勢の始まり」と称し、カブールとその周辺の州で政府庁舎、外国の大使館や軍基地などを攻撃。民間人4人、治安部隊員11人、タリバン戦闘員36人の計51人が死亡した。タリバンの戦闘員のなかには民族衣装ブルカを着用し女性に扮装(ふんそう)して襲撃に加わった者もいたという。 今回の襲撃は2001年の米軍の空爆以降、10年以上に及ぶ戦いのなかでカブールで起きたタリバンの攻撃としては最大規模のものとなった。 ■「情報活
