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ブックマーク / mag.executive.itmedia.co.jp (4)

  • 休暇を喜ぶ従業員、「休みが怖い」と語る経営者

    「ビッグスリー」の一角である米自動車大手・クライスラーが破たんするなど、昨秋以来の経済危機は大きな爪痕を残している。売り上げ拡大の機会損失になるという理由から、「大型連休が怖い」と語る経営者もいるという。 気が付けば5月もあっと言う間に半ばを過ぎた。前回お話した、スケジュール帳を開いてスイッチを切り替える術を身に付けた人は、仕事に全開で取り組んでいるのではないだろうか。 さて、米自動車大手のChryslerが、連邦破産法11条の適用を申請し、経営再建を目指すことが決まった。Chryslerは米国の自動車産業「ビッグ3」の一角である。 そうした企業がなぜ今回のような事態に陥ったのだろうか。昨年来の経済危機の影響もあるだろうが、時代の変化に乗り遅れ、お客様のニーズを読み取れず、変革できなかったツケが回ってきたことが大きい。現在は大きな転換期にあり、昨年の危機以降、世界中でさまざまなパラダイムシ

  • 高校野球監督の指導法から学ぶ

    いよいよ高校球児たちによる夏の甲子園が始まった。今回のコラムでは、選抜優勝などここ数年で一躍強豪校の仲間入りを果たした長崎・清峰高校の監督からリーダーのあるべき姿を模索する。 8月8日から甲子園を舞台に、第91回全国高校野球大会が始まった。今回は惜しくも出場を逃したが、2009年春の選抜で長崎県立清峰高等学校を優勝に導いた吉田洸二野球部監督が、『日経ビジネスマネジメント2009年夏号(Vol.6)』に紹介されていた。 リーダーの役割とは、プレイするところにはなく、部下を支援するところにある。部下が気持ち良く、自発的に働き、成果を上げられる環境を整えなければ、組織として結果を出すことはできない。高校野球の現場も同じである。「部員は監督の鏡」という考え方に基づく吉田監督の指導法には、ビジネスの現場で役立つエッセンスがたくさんつまっていたので紹介したいと思う。 選手ではなく自分に責任がある 会社

  • サービス残業、責任のなすり付け、粉飾……、管理職の暴走が招いた結末

    サービス残業、責任のなすり付け、粉飾……、管理職の暴走が招いた結末:生き残れない経営(1/2 ページ) 政治の世界でも経営の世界でも、その場しのぎのごまかしは通用しないものである。経営トップからの強烈なプレッシャーによって自暴自棄になった赤字部門の管理職がとった行動とは? 人間関係でも、政治の世界でも、スポーツの世界でもそうだが、表面を糊塗(こと)してその場をしのごうとする考え方は、後で必ず反動がくる。経営の世界でも同じことが言える。ごまかしてその場をしのぐ経営姿勢は、やがて企業を崩壊させることになる。たとえそれが小事であっても、芽を摘んでおかないと、やがては大事に発展する可能性がある。質にアプローチしなければ、事態の真の改善は期待できない。近年の多くの企業の不祥事とその結末は好例である。 表面を糊塗しようとして失敗した、小経営者の哀れな物語を紹介しよう。某大企業のA製造課長は何期も赤字

    サービス残業、責任のなすり付け、粉飾……、管理職の暴走が招いた結末
  • 社内に寄生するアンチIT社員たち

    役職を奪われ感情的に…… 感情的反発者とは、ITそのものに対する反発でなく、人間関係からくるトラブルでアンチITを決め込むタイプだ。某中堅企業のE経理部長はCIO(最高情報責任者)だったが、親会社から派遣されて取締役企画室長になったFが代ってCIOに就任した。狭量な性格のE経理部長は不愉快だった。F企画室長が次々打ち出す情報システム関連の改革がますます面白くなく、社内で隠然とアンチF、アンチITの姿勢を打ち出した。表に出ない潜航アンチなので、関係者は困惑した。 E経理部長のことはやがてトップの耳に入り、E経理部長はトップからF企画室長への協力を強く指示された。しかし、E経理部長のF企画室長に対する批判は、表から見えないところで尾を引いた。 傍若無人な振舞いも今のうち 最後は、IT導入により業務プロセスが標準化され、当社の良さがなくなるとして、従来業務に固執するタイプだ。某中堅企業のG営業部

    社内に寄生するアンチIT社員たち
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