1995年に爆弾攻撃を受けた米オクラホマシティー(Oklahoma City)の政府政府ビル(1995年4月19日撮影)。(c)AFP/BOB DAEMMRICH 【8月13日 AFP】米国で、右派武装組織の活動が約10年ぶりに活発化しているとの報告書が、12日発表された。初のアフリカ系大統領の誕生に触発されたものとみられるという。 過激派について研究している南部貧困法律センター(Southern Poverty Law Center、SPLC)の報告書「The Second Wave: Return of the Militias(第2波:武装集団の帰還)」は、人種差別や移民排斥、反政府、反徴税などを掲げた国内武装組織が「過去10-12年で最も顕著に」勢力を拡大しており、きっかけさえあれば「脅迫や暴力が発生するのも時間の問題」だと指摘している。 これらの武装組織は、1995年に起きた16