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2018年9月15日のブックマーク (1件)

  • 因果律超えた先に現代がある - 橘玲|論座アーカイブ

    ここでは「知のパラダイム転換」を概観するために、入手しやすく、かつ面白く読める10冊を選んでみた。 最初に断っておくと、「知のパラダイム転換」は「人文・社会科学が自然科学に侵され、存在理由を失っていく過程」のことだが、私の造語で、日のアカデミズムではまったく流通していない。 ダーウィンから「現代の進化論」へ チャールズ・ダーウィンが『種の起源』で進化論を唱えたのは1859年だが、「現代の進化論」はその1世紀後、1953年にジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックが二重らせんを発見し、遺伝の仕組みが解明されたときに始まった。生命が単純なアルゴリズムでつくられているという驚くべき知見は、生き物をプログラムとして解明する社会生物学を生み出した。ミツバチのような社会性昆虫の生態は、(子孫ではなく)後世に残す遺伝子を最大化するよう「設計」されていると考えると見事に説明できるのだ。 リチャード・

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