米NVIDIA Corp.は,コンピュータ・グラフィックスのレンダリング手法の一種であるレイトレーシング向けのAPI「OptiX Engine」を発表した。2009年8月1日から米国ニューオリンズで開催されている「High Performance Graphics 2009」において,同社のAustin Robison氏が明らかにした。これまでレイトレーシングはCPU上で通常のソフトウエアとして実行することが多かったが,同APIを利用することでNVIDIA社のGPU上で高速に実行できるようになる。High Performance Graphics 2009は,今年から新設されたSIGGRAPH 2009の関連イベントである。
最近のコンパイラには、出力するバイナリコードをより高速に実行できるようにする「最適化」機能が搭載されている。CPUやPCアーキテクチャがより複雑化している近年、コンパイラによる最適化はより注目を浴びるようになっている。 たとえば、現在のCPUはいわゆる「マシン語」のコマンド列をそのまま実行するのではなく、内部でより細かい単位に分解して実行する。このとき、CPUのリソースをより効率良く利用できるよう、場合によってはその順序の並び替えや、並列化が行われる。また、処理を行うデータがキャッシュされているかどうかによっても処理速度が大きく変化する。CPUクロックの向上により、CPUとメモリ間でデータをやりとりする時間についても大きなボトルネックとなるようになったからだ。 このようにCPUの動作が複雑になっている現在、「より速く実行できるコード」を生成するには、CPUの構造やその動作についての知識も必
AMDは20日 (米国時間)、高速なマルチメディア機能を提供するライブラリ「AMD Performance Library (APL)」をオープンソース化、「Framewave 1.0」として一般公開した。ライセンスにはApache License v2.0を適用、2次的著作物を含め自由に開発 / 再配布できる。 APLは、AMDプロセッサを対象とした3,200種以上の関数で構成されるライブラリ。メモリ / スレッド管理といった基本機能から、フォーマット変換や色モデル変換などのイメージング処理、ベクトル演算や固定精度演算といった算術 / 統計処理、MPEGやH.264など各種動画フォーマットをサポートしたエンコード / デコード処理まで、マルチメディア系アプリケーションの高速化と開発の省力化に貢献する。Intel Integrated Performance Primitives (IPP
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