ブックマーク / honz.jp (6)

  • 何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史──『世にも危険な医療の世界史』 - HONZ

    現代でもインチキ医療、危険な医療はいくらでも見つけることができるが、過去の医療の多くは現代の比ではなくに危険で、同時に無理解の上に成り立っていた! 書『世にも危険な医療の世界史』はそんな危険な医療史を、元素(水銀、ヒ素、金など)、植物と土(アヘン、タバコ、コカインなど)、器具(瀉血、ロボトミー、浣腸など)、動物(ヒル、人、セックスなど)、神秘的な力(電気、動物磁気、ローヤルタッチ)の五種に分類して、語り倒した一冊である。 実のところ、このは何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史を、簡潔にまとめたものだ。言うまでもなく、「最悪の治療法」は今後も生み出されるだろう。 単なる事例集にすぎないともいえるのだが、それでダレるということもなく、出てくる例があまりにもトンデモでひどいことをやっているのでなんじゃこりゃ! と笑って驚いているうちにあっという間に読み終わってしまう。たとえば、ペス

    何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史──『世にも危険な医療の世界史』 - HONZ
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    kentabookmark 2019/04/26
    めっちゃ読みたい
  • 『猫はこうして地球を征服した 人の脳からインターネット、生態系まで』 - HONZ

    究極のミスマッチなマッチング 「が地球を征服した?」……書のタイトルを見て、「うちの可愛いちゃん一族が、地球なんて征服できっこない!」とおおかたの読者は思われるのでは? でも、これは決して誇張ではない。一見、ひ弱で愛らしいたちが、いまや人の脳から、インターネット、各地の生態系まで席巻しつつあるのだ。 その制覇のきっかけは、まずは私たち人間の心を奪ったことだった。と人との関係は、究極のミスマッチなマッチングとも呼べるねじれたつながりにある。 人は社会性の高いコミュニケーション大好きな生きものだが、は単独行動を旨とする群れない生きものだ。 また、超肉動物であるネコ科は、もともと「殺すか、死ぬか」という激しい2択を生きており、かつては人類の祖先もネコ科にかなりべられたことが分かっている。 驚くべきことに、家のなかで寝てばかりいるようなちゃんたちでさえ、こうした野生を色濃く残して

    『猫はこうして地球を征服した 人の脳からインターネット、生態系まで』 - HONZ
    kentabookmark
    kentabookmark 2017/12/28
    そうか!自分はトキソプラズマに感染して猫にコントロールされているのか!うん!本望です!!
  • 読み終えたが最後、徹夜はできなくなるだろう──『眠っているとき、脳では凄いことが起きている』 - HONZ

    多くの人間は一日に6〜8時間ほどの睡眠をとる。そうなると、ごくごく単純に計算して人生の4分の1から3分の1を睡眠に費やしていることになる。それなのに睡眠のことはあまり意識されない。あって当たり前、時にはちょっとぐらいすっとばしても構わないものだと思われている。 しかし、かつて安眠が今ほど保証されていない時代のことを考えれば、6〜8時間も睡眠をとるのはとてつもなく危険だったはずだ。その上、睡眠は人間だけではなく、動物界に広く行き渡った機能である。多くの動物がわざわざ多大な危険をおかしてまで行っているのだから、当然そこには「睡眠が生命を維持するに必要不可欠な理由」があるに違いない。そうでなかったらこれほど深刻なバグはなかなかないだろう。その理由とはいったいなんなのだろうか? 書『眠っているとき、脳では凄いことが起きている: 眠りと夢と記憶の秘密』はその書名通り、眠っている時に脳で起こっている

    読み終えたが最後、徹夜はできなくなるだろう──『眠っているとき、脳では凄いことが起きている』 - HONZ
    kentabookmark
    kentabookmark 2015/11/25
    睡眠大事だと分かってるけど毎日のことだから、ついついおざなりになるよね( ˘ω˘ )
  • 『人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病』 人体はどこからきたのか 人体はどのようなものか、人体はどこへ行くのか - HONZ

    『人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病』 人体はどこからきたのか 人体はどのようなものか、人体はどこへ行くのか 肥満の解決方法は、それほど複雑なものではない。事の量を減らし、適切な運動を行えばよいのだ。しかしながら、世界中で多くの人々が肥満とそれがもたらす2型糖尿病などの病に苦しんでいる。解決方法が明らかなのにその実行が困難なのは、美味しく高カロリーな事が街に溢れ、身体をほとんど動かすことなく一日を終えることができるほどにテクノロジーが発展したからだ。 なぜ、わたしたちは身体に害を及ぼすほど過剰に事を求めてしまうのだろうか? なぜ、わたしたちの身体は適切な運動なしには健康な状態を維持できないのだろうか? この問に答えを出すためには、人体がどのようものであるかを知る必要がある。そして、人体の真の姿を知るためには、その進化の歴史を理解する必要がある。ハーバード大学人類進化生物学

    『人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病』 人体はどこからきたのか 人体はどのようなものか、人体はどこへ行くのか - HONZ
    kentabookmark
    kentabookmark 2015/10/26
    オモロー!買う!
  • 『超ひも理論をパパに習ってみた』 - HONZ

    「シャープペンシルを使って文字を書くためにはどんな力が必要ですか?」と質問されたら、あなたはどのように答えるだろうか。 シャープペンシルを持って動かすための筋力、芯が紙を滑ることで作られた黒鉛の粉を紙の繊維のなかに残すのだから摩擦力、文字を書くのだから思考力も必要だ、などと答えるのではなかろうか。 しかし、世界中の物理学者に同じ質問をすると全員から同じ答えが返ってくるはずだ。それは電磁気力である。物理学者たちにとって力は4種類しかないからだ。重力、電磁気力、弱い力、強い力である。 筋力も摩擦力も脳の働きもすべて 電磁気力が引き起こした現象である。いろいろな原子をまとめて水やタンパク質などの分子を形作るのは電磁気力だし、その分子同士がどう結合し動くかも電磁気力によって決められる。それでは他の3つの力は何を意味しているのだろう。 重力については説明する必要はないだろう。宇宙で無重力状態を体験す

    『超ひも理論をパパに習ってみた』 - HONZ
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    kentabookmark 2015/04/28
    「物理学者たちにとって力は4種類しかないからだ。重力、電磁気力、弱い力、強い力である」4種類で世界が構成されている
  • まだ間に合う!2014年はこれを読め!HONZ年間アクセスランキングを発表 - HONZ

    HONZ年間アクセスランキング(2014) ※アクセス数は公開後30日間における集計、コラム記事をのぞく。男性シェア、平均年齢、店頭順位はWIN+による店頭での集計数字。 ランキングは製作部数や売上数をも超越した大変興味深いものになりました。また、全て書評アップから1ヶ月に限定したデータですので、公開時期による影響はほぼないとのことです。 この上位銘柄について、WIN+データによる読者平均年令、男女比率を抽出してみました。全体では51%を女性が占めるWIN+の読者層ですが、HONZで取り上げられた書籍は7割前後が男性読者というものが多くを占め、特徴をはっきり見せていました。これを男女比(男性シェア)・平均年令をもとに相関図にしてみたのが以下の表です。横軸に男性シェア、縦軸に読者平均年令で1~10位までの銘柄を配置してみました。 女性読者の方が多かった唯一の銘柄は『謝るなら、いつでもおいで』

    まだ間に合う!2014年はこれを読め!HONZ年間アクセスランキングを発表 - HONZ
    kentabookmark
    kentabookmark 2014/12/16
    依存症ビジネスが気になる( ˘ω˘ )
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