[セキュリティEXPO報告]対策ソフトは二極化? ウイルス対策ソフトの競争が激しくなっている。動作の軽さやウイルス検知率の高さで競い合っているほか、価格競争も続いている。ウイルス対策ソフトの現状と将来について、各社に話を聞いた。(テクニカルライター・三上洋) 「情報セキュリティEXPO」でのウイルス対策ソフト 5月14日から16日まで、東京ビッグサイトで「情報セキュリティEXPO」が開催された。主に企業向けの展示会だが、一般ユーザー向けのセキュリティー対策ソフトを販売しているメーカーも参加した。出展したソフトメーカーに、低価格化が進む一般ユーザー向けウイルス対策ソフトの業界動向と将来について話を聞いた。 情報セキュリティEXPOでのカスペルスキーのブース。ロシア発だが英語圏ではウイルス検知率の高さで有名。日本ではジャストシステムが販売している 出展メーカーで目立ったのは海外からの新規参入