米国時間6月13日夜に開かれたFacebookのアプリケーション開発者向けイベント「Facebook Developer Meetup」の雰囲気は、ネームプレートに黒い太書きのマーカーで「I NEED AN APP(アプリケーションが欲しい)」と書いた、小ざっぱりした若き起業家の姿に集約されていた。 ウェブサイトはまだ形にすらなっていなかったが、その若者は自分のサイトを構築するために「Facebook Platform」を使ってアプリケーションを作れるようになりたい、いや、そうならなければ、とさえ思っていた。Facebook Platformとは、人気のソーシャルネットワーキングサイト(SNS)「Facebook」が5月にリリースしたアプリケーション開発プラットフォームだ。 これで、Facebookのユーザーが自分のプロフィールに追加できる独自のアプリケーションを、サードパーティーの企業や