SSDに使われるNAND型フラッシュメモリには、メモリのセルに1ビットのデータを保存する「SLC」、2ビットの「MLC」、3ビットの「TLC」、4ビットの「QLC」があり、多くの情報を書き込むほど安価に大容量化できますが、耐久力は低くなります。PCパーツのレビューやオーバークロック関連のニュースを扱うThe Overclock Pageが、QLC NANDのSSDをSLC NANDとして扱ってSSDの寿命を大幅に長くする方法を解説しました。 Tutorial: Transforming a QLC SSD into an SLC SSD - Dramatically increasing the drive's endurance! - The Overclock Page https://theoverclockingpage.com/2024/04/28/transformando-u
SSDを簡単に消去するコマンドを作ってみた 更新情報 2024-02-16 「ドライブのfrozen」と「本当に消去できているのか」を追加 ストレージの消去コマンド 最近になってSSDやHDDのストレージには、セキュアイレース(Secure Erase)という書き込まれているデータを消去する制御コマンドがあることを知りました。FreeBSDやLinuxにはこの制御コマンドを発行するコマンド(FreeBSDではcamcontrol, Linuxではhdparm)が用意されています。書き込み済データを完全に消去できるのであれば、廃棄時に機密情報の漏洩を心配をする必要が無くなります。 消去そのものは制御コマンドを送るだけなのですが、そのためには事前に指定した手順でストレージ側を消せる状態にする必要がありOSのコマンドをそのまま使うだけでは微妙に手間です。そこでこれらの手順をまとめて、データ消去を
関連キーワード SSD | ハードディスク | データセンター | ストレージ 「SSD」に寿命があることは、ストレージの利用において考慮すべき基本的な点の一つだ。SSDにも「HDD」と同様に、摩耗の現状を把握する手段があることは、それほど広く知られていない。SSDの“余命”を把握する手段とは、どのようなものなのか。 SSDの「S.M.A.R.T.」で何が分かるのか 併せて読みたいお薦め記事 「SSD」利用のベストプラクティス SSDのむやみな「データ削減」はNG どうすればいい? SSDが熱くなり過ぎる「オーバーヒート」を“甘く見てはいけない”のはなぜ? SSDはデータを書き込むごとに摩耗するので、使用できなくなる状態はいずれやってくる。それを把握するために使えるのが、「S.M.A.R.T.」(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technol
最大書込約14,000TBWのデータセンター向けSSD、Kingston「DC600M」 2023.05.09 10:21 更新 2023.05.08 配信 混合ワークロード向け高耐久SSD Kingston Technology(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2023年5月8日(現地時間)、総書込約14,000TBWのデータセンター向けSSD「DC600M」を発表した。容量ラインナップは480GB、960GB、1,920GB、3,840GB、7,680GBの5モデル展開。 混合ワークロードアプリケーションを運用するデータセンター向けに設計し、NANDフラッシュには3D TLCを採用。専用コンデンサを使用したハードウェアベースの電源損失保護機能や、製品寿命、ウェアレベリング、温度などをチェックできるエンタープライズクラスのS.M.A.R.T機能、AES 256bit暗号化機能などを備
Intel Kills Off All Optane-Only SSDs for Consumers, No Replacements Planned(Tom's Hardware) Intelはコンシューマ向けの全てのOptaneのみで構成されたOptane SSD製品の終売を発表した。また、終売となる製品群の後継となるようなコンシューマ向けOptane SSD製品の予定もないという。つまり、Optane 900Pや905Pのようなエンスージアストデスクトップ向けのOptane SSDはもう出てこないことになる。 Intelが終売を発表したのはOptane Memory M10, Optane SSD 800P, 900P, 905Pで、デスクトップ向けにOptaneのみで構成される製品の全てである。そしてOptane 900Pと905Pについては次のような注釈もつけられている。 Int
関連キーワード SSD | 半導体ストレージ | フラッシュメモリ | ハードディスク | データセンター ダウンロードはこちら ストレージの進化が止まらない。 例えばSSDは「高速だが、HDDに比べると容量が小さい」と考えられてきた。この前提を覆すように、先日容量100TBのSSDが発売された。これによりセカンダリーストレージなどこれまで利用されてこなかった部分にもSSDが浸透する可能性がある。 CDやDVDが長期保存によって劣化し、読み取りができなくなるといった事象も起こっている。そうした中で注目されているのが「5D光学ストレージ」である。溶融石英ガラス内の複数の層に刻まれるドットでデータを保存するこのストレージは、理論上138億年という長期間にわたって保存できる見込みだ。 これらのストレージは登場したばかりで発展途上だが、今後はずっと身近なものになる可能性がある。本稿ではこれらのスト
SSDは高温で放置するとデータが消える。早いものは数日で2015.05.13 19:006,963 satomi 記憶媒体としてSSDはHDDより良いことづくめで、読み込みが速く、衝撃に強く、1平方インチのデータ保存量も上ですが、「長期の記憶媒体としてはどうかな」と言ってる専門家がいます。不向きな理由はずばり、高温に弱いから。 最適化した環境なら、コンシューマ用SSD(ラップトップ搭載のSSD)のデータ保存期間は電源を入れない状態で最高2年、法人用SSDでは4カ月です。何カ月もコールド・ストレージする人はたぶんテープドライブを使うと思うので、この数字自体は特に問題ないんです。 問題は、SSDを最適化してない環境で保存した場合の話で、そちらは気温が5℃上がるたびにデータ保存期間が半減してしまうんです。つまり摂氏25度ならSSDで2年もつデータが、摂氏30度だと1年しかもたなくなっちゃう計算で
ハードディスクに比べて数倍の読み書き速度を持ち、体感できるレベルでの速度アップが期待できるソリッドステートドライブ(SSD)は、容量単価の下落にともなってあっという間にPCストレージの主役に躍り出ました。しかし、SSDには書き込み回数に上限があるため「寿命」という点で大きな欠点を抱えていると言われており、導入をためらいがちな人も多いとされています。そんな誰もが気になるSSDの寿命について、IntelやSamsungなどのSSDを使った長期間の書き込み耐久テストの結果が公表されています。 The SSD Endurance Experiment: Casualties on the way to a petabyte - The Tech Report http://techreport.com/review/26523/the-ssd-endurance-experiment-casual
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