サウジアラビアの首都リヤドで、女性の運転解禁を前にオートバイの教習所に通うヌーラさん(2018年6月3日撮影)。(c)AFP PHOTO / FAYEZ NURELDINE 【6月21日 AFP】スキニージーンズをはき、ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)のTシャツを着たサウジアラビアの女性が、首都リヤドのスポーツサーキットをオートバイで駆け抜けようとは1年前ですら想像できなかった。 サウジアラビアでは何十年もの間、女性の運転が禁止されていた。だが、24日の歴史的な運転解禁を前に、女性たちは民間が運営する「バイカーズ・スキルズ・インスティチュート(Bikers Skills Institute)」に毎週集まり、オートバイの運転を習っている。 「オートバイに乗るのが子どものころから好きだった」と、ヌーラさん(31)は語った。超保守的なイスラム国のサウジアラビアでは、世間の反