アメリカ国防総省は、イランの支援を受ける中東イエメンの反政府勢力フーシ派の拠点を空爆したと発表しました。 空爆には攻撃力の高いB2ステルス戦略爆撃機も使われ、イスラエルがイランによるミサイル攻撃への対抗措置を近くとるとしている中、イラン側の反撃をけん制するねらいもあると見られます。 アメリカ国防総省は16日、イエメンのフーシ派の支配地域にある地下の武器貯蔵施設5か所への精密攻撃を行ったと発表しました。 アメリカ中央軍は、民間人の死傷者はいないと見られるとしています。 イランの支援を受けるフーシ派はガザ地区でイスラエルとの戦闘が続くイスラム組織ハマスへの連帯を示し、紅海周辺を航行する船舶を攻撃していて、アメリカはこれまでもイギリスとともにその拠点を空爆してきました。 今回の空爆にはレーダーに捉えられにくいB2ステルス戦略爆撃機も使われ、アメリカメディアによりますと実戦に投入されたのは2017