広島県の私立中高一貫校に通っていた沖本祥さん(23)は進学先にシンガポール国立大(NUS)を選んだ。帰国子女でなく海外経験は少ない。グローバル人材として出遅れているとの危機感を抱きながら目に留まったのがシンガポールだった。学費はおおむね米国の大学の半分から3分の2で、卒業後に現地で3年間職に就けば国が授業料を助成する制度がある。世界共通の大学入学資格を得られる教育プログラム「国際バカロレア(I
付記:なんか多くの人が、これを2020年10月の学術会議がらみの一件に対する批評的な意図を持ったものだと読んでいるようなんだが、ぼくは実はまるでそんなことを考えていたわけではないのだよ。ホント、たまたま出てきただけなのよ。が、もちろんそういう解釈があり得ることはわからなくはない。そして、それが決して的外れな解釈ではないのも事実。でも、それだけですませてしまうにはもったいない。中身の理解と、その時事的な応用は分けないと。山形がある意味でのさばっているのも、一方であり得るほどはのさばっていないのも、実はある種の文書化された状況や力関係の解読は結構うまい一方、まさに以下で書いたような現実の場でのガンつけに異様に鈍感な部分があるからで、そういう時事的な話にヘタに乗れない/乗らないから、なのだ。そしていまの日本の環境ではそうした空気の読まなさ/読めなさが、すぐに寒いところ送りにはつながらないどころか
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