屋外で下半身を露出したとして警視庁保安課が今月、公然わいせつの疑いで22~45歳の男6人を摘発した。男らは「露活(ろかつ)」と称し、路上や運動場で撮影した全裸の画像を交流サイト(SNS)に投稿していた。「解放感」を求めて夜な夜な繰り返されていた痴態とは-。 「解放感」「知らない世界」日中の最高気温が32度を超え、まだ暑さの残る7月15日夜。東京都大田区の倉庫街に、一糸まとわぬ姿の男らの影が揺らめいた。 男らはSNSを通じて知り合ったといい、出身や職業はばらばら。共通するのは「露出」という趣味だった。男らは全裸で写真を撮影すると、顔や下半身にモザイクをかけた上で、SNSに投稿した。 「屋外で露出する活動を、『露活』と言っています」。一連の行為を主導したとされる東京都渋谷区の男(38)は、調べに対し、こう説明してみせた。 倉庫街での撮影が行われたのは土曜日で、さながらサークル活動。「仲間を増や