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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (7)

  • 今後の京都大学オープンコースウェアについて

    京都大学オープンコースウェア(OCW)では、学で行っている授業や公開講座、国際シンポジウムなどの動画等を広く公開し、6,000件を超えるコンテンツを学内外の多くの方々にご利用いただいています。このOCWは、全学的な事業として、これまで高等教育研究開発推進センターにおいて運用してきましたが、同センター廃止後の年10月以降も、公開されてきたコンテンツは維持することとしています。 そしてこのたび、OCWをより質の高いものとして系統的かつ積極的に発信していくため、「今後の京都大学オープンコースウェアに関するタスクフォース」を設置し、年内に結論を出すことを目指して全学的検討を始めたところです。 学としては、より多くの方々が大学の知的資産を利用しやすくなるような環境を再構築していきますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いします。 令和4年9月16日 京都大学

    今後の京都大学オープンコースウェアについて
  • 3000年前にあったサメの襲撃 -岡山県の縄文貝塚から世界最古の記録-

    中務真人 理学研究科教授らの研究グループは、津雲貝塚(岡山県)から発掘された人骨の1体(約3000年前)について、骨格に残された無数の傷の成因をサメの襲撃と特定しました。 漁撈・航海の開始以来、サメによる被害は、稀であっても続いてきたと考えられます。サメによる被害は古代ギリシアより記録にありますが、先史時代の考古学的証拠は非常に限られます。これまでプエルトリコで発掘された1000年前の人骨が世界最古の直接証拠でした。 1919年に津雲貝塚から発掘され学に保管されている人骨のうち、1体(約3000年前)の骨格に無数の傷が残されています。傷の性状分析、全身に及ぶ損傷の位置分析から、成因をサメの襲撃と特定しました。骨の残存状況は良好ですが、右下肢、左手など複数要素は完全に欠落し、周囲の残存部位には咬痕も観察されます。襲撃によりほぼ瞬時に死亡したはずですが、死体は回収されて埋葬されています。縄文

    3000年前にあったサメの襲撃 -岡山県の縄文貝塚から世界最古の記録-
    kenzy_n
    kenzy_n 2021/07/01
    ウサギの説話も信憑性が高く感じられる
  • ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合-

    熊谷誠慈 こころの未来研究センター准教授、古屋俊和 Quantum Analytics Inc. CEOらの研究グループは、現代人の悩みや社会課題に対して仏教的観点から回答する仏教対話AI「ブッダボット」を開発しました。 Googleの提供する「BERT」というアルゴリズムを応用し、最古の仏教経典『スッタニパータ』から抽出したQ&Aリストを機械学習させた結果、精度には課題があるものの、ユーザーからの質問に対して文章の形で回答できる状態になりました。 日における仏教離れの原因は、しばしば葬式仏教などと揶揄されるように、仏教が形骸化してしまったためだと考えられます。仏教が復興するためには「幸せになるための教え」という仏教来の役割を取り戻す必要があるでしょう。 技術は、学術研究や仏教界のみならず、メンタルヘルスやコンサルティング、教育産業などの分野への応用も期待されます。また、JST(科学

    ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合-
    kenzy_n
    kenzy_n 2021/03/26
    電脳阿闍梨
  • 一方向にのみ電気抵抗がゼロとなる超伝導ダイオード効果を発見 -エネルギー非散逸な電子回路の実現に向け期待-

    小野輝男 化学研究所教授、安藤冬希 同博士課程学生(研究当時)らの研究グループは、柳瀬陽一 理学研究科教授、荒川智紀 大阪大学助教らと共同で、非対称構造を有する超伝導人工格子において、一方向にのみ電気抵抗がゼロとなる超伝導ダイオード効果を初めて観測しました。 ダイオードとは、順方向に電流をよく流す一方で逆方向にはほとんど流さない特性を持つ素子であり、整流器・混合器・光検出器など数多くの電子部品に半導体ダイオードが利用されています。しかし、半導体の電気抵抗はゼロでない有限の値を持つため、各部品におけるエネルギー損失の問題が避けられません。そこで、半導体ではなく電気抵抗ゼロの超伝導体にダイオードの特性を付与すること、即ち超伝導ダイオードの実現が望まれていました。 研究では、ニオブ(Nb)層、バナジウム(V)層、タンタル(Ta)層から構成される非対称構造を有した超伝導人工格子において、臨界電流

    一方向にのみ電気抵抗がゼロとなる超伝導ダイオード効果を発見 -エネルギー非散逸な電子回路の実現に向け期待-
  • 見られていると絶縁体が安定化する -観測による量子多体状態の制御技術を確立-

    富田隆文 理学研究科博士課程学生、高橋義朗 同教授、段下一平 基礎物理学研究所助教らの研究グループは、レーザー光を組み合わせて作る光格子に極低温の原子気体(レーザー冷却、蒸発冷却などを施し、真空容器中の気体を絶対温度でナノケルビンの温度にまで液化・固化させることなく冷却させたもの)を導入し、周囲の環境との相互作用によるエネルギーや粒子の出入り(以下、散逸)が量子相転移(圧力や磁場などを変化させた際に量子力学的なゆらぎにより物質の状態が異なる状態へと変わること)に与える影響を観測することに、世界で初めて成功しました。 研究成果は、2017年12月23日午前4時に米国の科学誌「Science Advances」に掲載されました。 極低温原子気体を用いた量子シミュレーションは21世紀に始まった比較的新しい研究方法で、いまなお大きな発展の可能性を秘めています。今回の研究でシミュレートした開放量子

    見られていると絶縁体が安定化する -観測による量子多体状態の制御技術を確立-
    kenzy_n
    kenzy_n 2017/12/26
    観測効果
  • 「アルデヒド分解酵素遺伝子」ALDH2が解き明かす難病の謎 — 京都大学

    高田穣 放射線生物研究センター教授、平明日香 同大学院生らは、矢部みはる 東海大学病院准教授、矢部普正 同准教授、松尾恵太郎 九州大学医学部教授らとの共同研究で、遺伝性難病の「ファンコニ貧血」と「アルデヒド分解酵素遺伝子」ALDH2の関係について解析し、この疾患の病態の質を強く示唆する結果を得ました。 研究成果は、米国の血液学専門誌「Blood」電子版に2013年9月13日(米国東海岸標準時)に掲載されました。 ポイント 小児血液系の難病「ファンコニ貧血」で、アルデヒド分解酵素遺伝子ALDH2が欠損すると、特に重症化することが判明 骨髄幹細胞が自然発生するアルデヒドによって傷害され、ファンコニ貧血分子がそれを修復することが健康維持に重要 概要  「ファンコニ貧血(FA)」は遺伝性疾患で、再生不良性貧血、白血病、がん、奇形などの症状を伴う小児の難病です。血液の幹細胞にDNA損傷が蓄積する

    「アルデヒド分解酵素遺伝子」ALDH2が解き明かす難病の謎 — 京都大学
    kenzy_n
    kenzy_n 2013/10/28
    難病治療の光明となる事を祈る
  • ほ乳類の性決定遺伝子Sryの発現制御メカニズムの解明に成功 -人間の性分化疾患の原因解明に期待-

    立花誠 ウイルス研究所准教授、黒木俊介 同教務補佐員らは、眞貝洋一 理化学研究所主任研究員、金井克晃 東京大学准教授、野崎正美 大阪大学准教授、Peter Koopman オーストラリアクイーンズランド大学教授、小倉淳郎 理化学研究所バイオリソースセンター室長、阿部訓也 同室長らとの共同研究で、マウスの性が決定する仕組みに関する新たな知見を発見しました。 成果が、2013年9月6日付の米国科学誌「サイエンス」誌に掲載されます。 概要  雌雄の性へ分化することは、動物にとって子孫を次世代へつなぐためにとても重要な細胞の分化過程です。われわれ人間を含めた多くのほ乳類では、性染色体の型がXYだと雄になり、XXだと雌になります。染色体上の遺伝子であるSRYが胎児期に一過性に発現すると雄になります(図1)。しかしどのような仕組みでSRY(ヒト)やSry(マウス)が発現するのか、これまで大きな謎でし

    ほ乳類の性決定遺伝子Sryの発現制御メカニズムの解明に成功 -人間の性分化疾患の原因解明に期待-
    kenzy_n
    kenzy_n 2013/09/06
    色々な応用が期待されそうだ。
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