焼き鳥程、心躍る飲みはなし。 この言葉の真意は、何を指しているのだろう。 同僚坪内君の、グルメ名言の一つである。 会話が弾みまくる、焼き鳥店での会話。 あの時間で消費される一人当たりの鶏肉量は、世界でも類を見ないだろう。 気軽に利用できる、最高の値段設定。 片手に持てば会話を邪魔しない、大人の配慮。 ビールやハイボールを持つこともでき、手も汚れない。 それにもかかわらず、悶絶の旨さと低糖質。 おつまみきゅうりとの相性も最高。 焼きオニギリを添えれば、もう神への献上品レベルだ。 何本食べたか、競い合った大学生時代。 大人になってその味に目覚めた、ニンニク串。 焼き鳥店は、輝かしい想い出ばかり残してくれる。 楽しい会話と共に、記憶に刻まれやすい飲み屋さんなのだ。 そんな最高の遊園地である、焼き鳥屋。 私たちには、彼らを100年先まで残す義務がある。 いち焼き鳥ファンとして、私に何が出来るだろう
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