yamdas.hatenablog.com F・スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』のパブリックドメイン入りについては2020年秋、というか正確には「なぜギャツビーはパブリックドメインでないのか?」を訳した2013年の時点から話題にしてきたことだが、無事2021年の幕開けとともにパブリックドメイン入りした。 bnet.substack.com で、それからまだひと月も経たないうちに、その二次創作とでもいうべき作品が発売されているというのだ。このエントリでも触れられているが、こういう事例で真っ先に思い出すのは、ジェーン・オースティン『高慢と偏見』を下敷きにして書かれたセス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』(asin:4576100076)とその映画版(asin:B0781VSQSW)だが、『グレート・ギャツビー』の場合、どういう二次創作が書かれたのか。 グレート・ギャツ