ご案内の前に、法隆寺を簡単にご紹介。 ■法隆寺はもともと用明天皇が自分の病気が治るようにとお寺を建てようとするが実現する前に死去してしまったため、その遺志をついで607年、聖徳太子と推古天皇が建立した。 ■670年に建物のほとんどが焼失するも、飛鳥時代の建物が今なお残る世界最古の木造建築群として有名。 ■1993年、近くにある法起寺と共に「法隆寺地域の仏教建造物」という名前で日本で初めてユネスコ世界遺産に登録された。 奈良と言えば東大寺の大仏!というイメージが強いですが、東大寺を含む「古都奈良の文化財」が世界遺産に登録されたのは1998年。世界遺産の登録もお寺の歴史も法隆寺の方が先輩、と言ったところでしょうか。 今回ご紹介する「法隆寺七不思議」は、法隆寺に正式な言い伝えはなく、江戸時代のころから徐々に広まったものと言われています。 七不思議の中にはちょっと分かりにくい…というものもあるので