ブラジルのアニメーション作家のアレ・アブレウ監督の最新作「ペルリンプスと秘密の森」が12月1日に日本で公開される。アブレウ監督の前作「父を探して」は、南米の長編アニメ作品では初めて米アカデミー賞の長編アニメ部門にノミネートされたことも話題になった。中南米のアニメが“新潮流”として注目される中で、アブレウ監督は最も重要な作家の一人とも言われている。世界で注目を集めるアブレウ監督は、日本のアニメからも大きな影響を受けているという。
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1985年に発売された人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」。 特徴のあるひげに、「M」のマークのついた赤い帽子、そして躍動感のあるジャンプ。 「マリオ」は、今や、世界中で愛される存在となりました。 キャラクターのデザインなどを手がけた「生みの親」である任天堂のゲームクリエイターの宮本茂さんがNHKのインタビューに応じました。 宮本さんに、時代を超えて活躍の場を広げるマリオとその未来について聞きました。 (京都放送局 記者 山崎麻未) 最初は名前がなかった… 京都市にある任天堂本社のほど近くにある開発棟でインタビューに応じた宮本さん。 マリオ作品に登場するアイテム「スーパースター」のバッジを襟に取り付けたあと、まず語ってくれたのがマリオ誕生の裏側でした。 漫画家の手塚治虫さんや赤塚不二夫さんに憧れて育ち、彼らのように「自分のキャラクター」を育てたいと思っていた宮本さん。 “漫画家になりたか
マリオ映画公開記念!宮本茂さんインタビュー 制作の始まりから驚きの設定まで 2023.04.252023.05.06インタビュー 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」日本公開を前に、本作のプロデューサー・宮本茂さんのインタビューが実施されました。 制作の始まりから深い制作秘話、マリオたちのアッと驚く秘密まで、どうぞお楽しみください。 ※映画の内容のネタバレはありません Profile 宮本 茂 任天堂株式会社代表取締役フェロー。マリオの生みの親として知られる。 任天堂とイルミネーションの共同制作、その密な関わり Q スーパーマリオの映画化における宮本さんの役割や、任天堂がどのように制作に関わっていたのかを教えてください 宮本: 本作は共同制作ですから、任天堂側も自分たちの制作物のひとつとして、スタートから「一緒に作りましょう」という形で始まりました。 配給のユニバーサル・ピクチャーズ
「桜井政博のゲーム作るには」は非常に低い確率が何層も重ならないと実現できないチャンネルだった──桜井さんに直接聞いた、YouTubeを始めたわけ、動画制作の手順、まだ誰も気づいていない動画内の秘密 「桜井政博」という名を聞いたとき、みなさんは真っ先に何を思うだろうか。 筆者の場合は「すごい」の3文字である。こんなことをインタビューの冒頭で書いてしまうのも変かもしれないが、「『星のカービィ』と『大乱闘スマッシュブラザーズ』を作るってどういうことなんだろう?」と、率直に思う。 小学生のころに『大乱闘スマッシュブラザーズ X』を遊んでいた私にとって、桜井政博氏には「Nintend Directに出てきて、大企業のプレゼンのようにその辣腕を振るう、すごい人」という印象が焼き付けられていた。 そんな桜井政博氏が新たに始めたすごいこと、それこそが「桜井政博のゲーム作るには」というYouTubeチャンネ
2000年に誕生したやさぐれレジェンド・キャラ『こげぱん』が、なんと15年ぶりに絵本で復活! 作者のたかはしみきさんに貴重すぎるインタビューを敢行しました! 撮影/福アニー いつか動くこげぱんに会いたい! 2021年に15年ぶりに絵本で復活したこげぱん。実は2000年当時とは、ちょっぴり変わったところもある。 「こげぱんのいるパン屋内も時間が経過したということを、キャラクターやストーリーに盛り込んでいます。歳を重ねてこげぱんは表面が少し固く、古株っぽい雰囲気に。キレイパンへの小言もちょっと増えたんです。その他にも4コマにスマホを登場させるなど、今っぽさもちょっと盛り込んだり。 2000年ごろにこげぱんを好きだった読者も、あのときより年齢を重ねています。そのためまったく同じではなく、こちらも時間がたっているよとわかるような内容もあります」 4コマの中には当時とがっていた内容を、少しマイルドに
イラストレーターのみなはむさんの初となる絵本『よるにおばけと』(ミシマ社)が、10月15日に店頭先行発売された。ネット書店等一般発売日は10月21日。少女が「おばけ」と出かける夜の不思議な冒険を、リアルと幻想の狭間で鮮やかに描き出している。 発売に合わせて全国で原画展も予定されているほか、パネル展を開催している書店で絵本を購入すると、うれしいおまけも付いてくる(数量限定)。絵本は銀座蔦屋書店で10月31日まで開催の企画展「夏の出口、冬の入り口」においても購入可能。 パネル展開催書店等の情報はこちら 今回、絵本の発売を記念し、みなはむさんにインタビューを行った。近年、書籍装画や作品集の刊行など、国内外問わず活躍の幅を広げるみなはむさん。初めての絵本作りへの挑戦を経て、普段の制作との違いや、本作の見どころなどを振り返り語っていただいた。 ──絵本の依頼のきっかけについて、教えてください。 本作
かつて45年間にわたりフジテレビ系列局で放送された子供教育番組「ひらけ!ポンキッキ」シリーズで親しまれてきたガチャピンとムックが誕生して、来年4月で50年を迎える。毎週土曜朝に後継番組がBSフジで放送され、近年は交流サイト(SNS)やユーチューブでも支持を集めるなど、人気は健在だ。ヒマラヤ登山に宇宙旅行-。「50周年」の節目を控え冬には、これまで幾多の挑戦を重ねたガチャピンによる初の南極上陸が計画されている。100年に向け、さらなる飛躍が期待される中「インタビュー取材」を敢行、ホンネを探った。 《取材は東京・お台場のフジテレビのスタジオ内で実施。ガチャピン・ムックプロジェクトのプロジェクトリーダーであるフジテレビ事業局ライツ事業戦略部、石橋広大さん(32)に同席してもらった》 50周年プロジェクトを手がけるフジテレビの石橋広大さん(中央)とにこやかに「会話を交わす」ガチャピン(左)とムック
ミュージックビデオの監督など、あらゆる形で音楽に関わる映像作家たちにフォーカスを当てた連載「映像で音楽を奏でる人々」。第20回となる今回はヤバイTシャツ屋さんのメンバーであり、寿司くん名義で映像ディレクターとしても活動しているこやまたくやに話を聞く。 大阪芸術大学で結成され、今や人気バンドとなったヤバTだが、在学時は寿司くんとしての知名度のほうが高かったというこやま。本連載ではこやま少年が映像の道に進むことになった理由や盟友・岡崎体育との出会い、ヤバTのMVへのこだわりについて語ってくれた。 取材・文 / 清本千尋 撮影 / 草場雄介 「放送甲子園」全国大会で得た経験僕は子供の頃から映像媒体がすごく好きだったんです。映像媒体ってなんだ?って思うかもしれないんですけど、テレビ番組や映画が大好きで。小学生の頃はテレビの映像を真似してみようと、親のビデオカメラを使っていろいろ映像を撮っていたんで
「くまのがっこう」シリーズ(ブロンズ新社)やNHKEテレのアニメ「がんばれ!ルルロロ」を生み出した、絵本作家のあいはらひろゆきさん。2020年、あいはらさんは、出版の企画、営業、運営などの業務をひとりで行う、ひとり出版社「サニーサイドブックス」を立ち上げました。 10月に発売されたばかりの新刊は、どちらもコロナ禍で注目度が高まった「てあらい」をテーマにした絵本です。あいはらさんの新刊に込めた思い、ひとり出版社を立ち上げたきっかけについてお話を伺いました。 ルルロロのてあらいだいすき!作:あいはら ひろゆき出版社:サニーサイド「くまのがっこうジャッキーのいもうと」で登場し、その後NHK-Eテレアニメ「がんばれ!ルルロロ」で大人気となったふたごのキャラクター、ルルとロロのふたりが「てあらい」に挑戦します。 おばあちゃんと一緒に泡で遊んだり、歌を歌ったりしながら、どんどん「てあらい」が上手になっ
【動画】スヌーピーでおなじみの、米漫画ピーナッツ全作品の日本語訳を成し遂げた詩人谷川俊太郎さんが、翻訳の裏話を語った=関口聡撮影 スヌーピーやチャーリー・ブラウンなどかわいくて個性的なキャラクターが活躍し、世界中で根強い人気を誇る漫画「PEANUTS」(ピーナッツ、チャールズ・M・シュルツ作)は、1950年10月2日、米国の新聞で連載がスタートしました。今年で誕生70周年になります。 日本でも世代を超えて多くのファンに愛され続けていますが、その原動力になったのは、69年から日本語訳を手がけ、日本に紹介してきた詩人の谷川俊太郎さんです。谷川さんは初期の作品を中心に日本で未発表だった約2千点を新たに翻訳し、先ごろ「完訳」を達成しました。半世紀にわたった翻訳の裏話や詩作への影響を話していただきました。(聞き手・長谷部裕嗣=朝日ウイークリー 写真・関口聡) 初めての印象は「おかしな犬」
「つんく♂」と聞くと、大人の方はどんなイメージが浮かぶでしょうか? ロックバンド「シャ乱Q」のボーカル? 「モーニング娘。」「ハロー!プロジェクト」などアイドルグループの名プロデューサー? 子どもと一緒にNHK Eテレの「いないいないばあっ!」を観ているパパママは、「ソラハアオイヨ」や「まる、まるっ」の作曲家というイメージを持っているかもしれませんね。 そんないろいろな顔を持つ、つんく♂さんが新しい表現の場として「絵本」を選びました。新作『ねぇ、ママ? 僕のお願い!』(双葉社)は、男の子とママの会話で進むやり取りがとても温かく、「息子の小学生時代を思い出して反省し、涙しました」「子どもの成長がかわいい! 自分の子どももいつかこんなふうになるのかな」というメッセージが寄せられています。 実はこの絵本、5月に完成していたものの、新型コロナウイルスの影響で発売が延びてしまうという憂き目に遭いまし
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 漫画『100日後に死ぬワニ』の連載終了から、ちょうど100日が経過しました。ネット中がワニの運命の行方を見守ったあの一体感と、最終回直後に起こった急転直下の大炎上。 大手広告代理店により“仕組まれた”ヒットだったのではないか? との疑念はものすごい勢いで拡散。作者・きくちゆうきさんの「打ち合わせしてきた」という簡素なツイートさえも、「打ち合わせの最寄り駅付近にその広告代理店と似た社名の企業があった」といった強引な理由により、ステルスマーケティングの“証拠”としてバッシングの標的となりました。 もはや説明不要かもしれませんが、同作はそのタイトルの通り、100日後に死ぬワニを描いた4コマ作品。ワニの穏やかでときにドラマチックな日常と、「死まであと○○日」という不穏なカウントダウンのギャップが話題を呼び、SNSを中心にまたたく間に人気に火
「100日後に死ぬワニ」とは 「100日後に死ぬワニ」は、イラストレーターのきくちゆうきさんにより、2019年12月12日から100日間にわたりTwitter上で連載された4コマ漫画。連載開始時に約1万人だったフォロワーは最終回の3月20日までに210万人を突破。驚異的なスピードで拡散され、社会現象となった。 「100日後に死ぬワニ」の版権元として、商品化等を取りまとめるベイシカ(東京都港区)の中尾恭太社長に電話インタビューを実施。これまでの経緯や今後の展開について聞いた。 連載開始から2週間でマネジメント契約 編集部:「100日後に死ぬワニ」に携わることになったきっかけは? 中尾社長:作者のきくちゆうきさんとは、もともとのつながりはなかったのですが、共通の知人から紹介を受けてマネジメントをすることになりました。 2019年12月12日に第1回目の投稿があり、初回から1000リツイートを超
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 ファンワークスが制作し、2018年にNetflixで配信された、ラレコ監督による『アグレッシブ烈子(英語タイトルはAggretsuko)』が世界中で大ヒット。2019年にシーズン2が配信され、シーズン3の制作も決定した。同じNetflix配信ながら、日本発のアニメーションらしい湯浅政明監督の『DEVILMAN crybaby』(2018)や、Production I.G制作の『B:The Beginning』(2018)とはまったく違ったテイストの作品ながら、世界で人気が出たこ
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 2兆1000億円(2018年、日本動画協会調べ)という規模に達するアニメーション産業には、アニメを制作する会社もあれば、映画として配給する会社、Blu-rayやパッケージを販売したり配信を行う会社、キャラクターグッズを展開して二次利用収入を得る会社など、さまざまな分野のプレイヤーが存在する。放送から配信へとチャネルがシフトし、ライブやイベントが毎週のように開催されるなど、収益構造の変化も進んでいるアニメ産業で、独得のスタンスを見せている事業者がある。そうした事業者を訪ね、押し寄
すべてを肯定してくれる「コウペンちゃん」の人気の秘密について、プロデュースを担うスパイラルキュートの川上洋一さんに話を聞いた前回。続く後編では、キャラクタービジネスの“今”について伺っていきます。 川上さんは「ふなっしー」や「おさわり探偵 なめこ栽培キット」、「コップのフチ子」などのプロデュースも手掛け、キャラクタービジネス界ではヒットメーカーとして知られています。そのお話からは、日本のお家芸とも言われるコンテンツビジネスも、決して油断ならない状況が垣間見れました。 SNSによるキャラクタービジネスの変化 ――日本においてキャラクタービジネスは盛況に感じますが、業界内の変化はありますか? ひとつはSNSの存在ですね。iPhoneが発売されたのが2007年で、まだ10数年しかたっていませんが、SNSの浸透はキャラクタービジネスにとっても大きいですね。 コウペンちゃんのようなキャラクターが生ま
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