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2010年8月24日のブックマーク (3件)

  • 『“環境問題のウソ”のウソ』批判に答える

    『“環境問題のウソ”のウソ』批判に答える 『“環境問題のウソ”のウソ』出版から1か月が経過した。 ネットでは書に対する批判も出ている。僕も環境問題に対しては素人同然であり、間違えている部分もあるかもしれない。重大な間違いを犯したというなら、訂正するのにやぶさかではない。 しかし、AMAZONに載ったレビューを読む限り、そうした批判の多くはまったく見当違いである。 書への批判の多くは、次のような誤りを犯している。 カテゴリー1:書の中にちゃんと説明されていることを、「触れていない」「隠している」と非難する。 カテゴリー2:環境問題をコストだけで論じている。 カテゴリー3:武田教授のの重大な間違いを「質ではない」「些細なこと」と擁護する。 カテゴリー4:論理が明らかに間違っている。 カテゴリー5:論理や証拠ではなく、主観的な印象で論じる。 カテゴリー6:「山弘は

  • “環境問題のウソ”のウソ

    “環境問題のウソ”のウソ 楽工社 1200円+税 発売中 図書館や新刊書店に行くたびに、僕はちょっぴり絶望的な気分になる。 ここには何十万冊というがある。だが、自分が残りの一生で読めるのは、そのごく一部だ。1日1冊読んだとしても、30年で1万冊も読めればいいところではないか。もちろん、その30年間にさらに何百万冊というが世に出るのだし、日に訳されることのないはさらにその何百倍もあるわけから……。 僕が人生のすべてを読書に費やしたとしても、全世界のの0.01%も読むことはできない。全世界にあふれる情報の99.99%以上は、僕にとって未知のままだ。 僕は――いや、僕たちはみんな、世界についてほとんど何も知らない。 自分が環境問題のを書くなんて夢にも思わなかった。 まえがきと第1章で述べたように、僕はもともとペットボトルリサイクルの問題に関心があったわけではない。武田邦彦

  • 酒と蘊蓄の日々 『“環境問題のウソ”のウソ』のウソ (その2)

    武田邦彦氏の著書『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』の批判である山弘氏の『“環境問題のウソ”のウソ』は終盤の70頁弱(259~325頁)を「第8章 地球温暖化問題・どこまで当なの?」として、総括しています。 山氏は地球温暖化人為説に対する懐疑論は「トンデモ」であると断定的に捉えているフシがあり、それらに対抗する論述が中心になっている感じです。私には彼が偏った先入観を持っているのではないかと思われてなりません。 山氏はこの章の序盤で「相対性理論否定説」や「アポロ計画捏造説」「9.11自作自演説」などを並べたてています。「地球温暖化問題そのものが、専門家にもよく分かっていない部分が多すぎる」ゆえ、これらと「同列に論じることはできない」としながらも、行間からは「人為的温暖化懐疑論はトンデモだ」とする意向が滲み出しているのは明らかです。 特に私が見過ごせなかったのは、266頁で 大多数

    kew-na
    kew-na 2010/08/24
    「特許庁の審査官=素人」じゃないし、アインシュタインが書いたのは論文。武田邦彦が書いたのはその道の専門家の目に触れない一般向け書籍。本来専門家集団でコンセンサスを得てから、一般人にふれ回ればいいこと。