4年ほど前にプログラミング初学者だった僕が、無謀にも全17回に渡るRubyの初学者向けチュートリアル記事を書いたことがありました。この記事は当然に難産でしたが(まあ、いつもそうですが…)、記事を書くことを通して僕はRubyについて多くのことを学びました。今この記事を読み返すと、当時の自分の実力以上にがんばって書いているなという印象と共に、その頃からあまり成長していない今の自分に気付かされるのでした。 記事はちょっとユニークな小説風仕立ての序章から始まり、Rubyの特徴を数回を使って簡単に説明して、残りの章で英文小説から最頻出ワードを抽出し出力するチュートリアルを延々と続けていくという構成のものでした。ご存知かも知れませんが、Rubyで最頻出ワードを抽出するコードを書くのは造作ありません。しかしこのチュートリアルでは、最初にできたコードを壊し、これでもかこれでもか、というくらいに改良、時には