名人戦は9局に11人の女流棋士が登場、5人が予選C決勝に勝ち進みました。東京本院の対局6局では女流棋士が2勝4敗。小山栄美五段、奥田あや二段が勝ちましたが、池田彩子五段は金沢真初段に負けています。関西・中部予選の3局は佃亜紀子四段が勝ち進み、残り2局は女流棋士対局で青葉かおり四段、井澤秋乃四段が勝ち進みました。 先週の記事で桑原陽子五段が勝ったので予選Bに女流棋士が勝ち進むことが確定したということを書きましたが、予選Bでの対戦相手が大澤奈留美三段ですので、予選B決勝まで女流棋士が勝ち進むことが確定しています。 今週は5局。どの対局も低段位の女流棋士対高段位男性棋士という構図になっています。でも、大いに期待したいですね。 先週の対局 予選C 兆 乾 初段 - 金 秀俊 八段 白番中押し負け 小山 栄美 五段 - 杉本 明 七段 白番中押し勝ち 佃 亜紀子 五段 - 高林 正宏 六段 黒
「手筋・ヘボ筋」(白江治彦著:NHK出版) 本書の第一印象は悪かった。 何故なら問題の真横に、解答が掲載されているから。 図面も量が多い上に、解説と離れていて見づらい。 加えて「ツケ」とか「ホウリコミ」など分類されていて、次の着眼点がミエミエ。 タイトルを捩り 「手筋・ヘボ筋・ヘボ編集」 なんて揶揄したくなったこともある。 しかし改めてじっくり読み、問題集としてはともかく、 教科書として見ればまずまずの出来ではないかと思うようになった。 つまり手筋の「アラカルト」として捉えるのだ。 以前紹介した日本棋院の「基本の手筋を学ぶ」、 あるいは「基本手筋事典」や「手筋辞典」などと同じ形式と考えれば良い。 その観点からすると問題はそれなりに面白いし、 解説もクドイくらい丁寧なところが評価できる。 また息抜きで、時折挿入されるコラムも悪くない。 全く同じ話を後に、一部「白江流上達の法則」で使いまわした
Nov 4, 2007 日中囲碁交流7 (6) テーマ:囲碁全般(745) カテゴリ:囲碁 私の相手はシウさん。黒番の私がやや走った布石になった。この時は、意外にそれほど強くないのかな?という感じがした。白の構えが手になって大きな劫になった。黒の方が気楽な劫だが、いい劫立てが二つあればここで勝負が決められる形。 お互いに一つずつ絶対の劫立てがあるが、もう一つ良い劫立てが思いつかない。種石の5子を取る振り代わりになったが決定打にならなかった。 この時点では形勢互角だったが、中盤以降最強に打たれてこちらはミス連発でメロメロになってしまった。終局直前相手の時計が切れたが、並べて盤面7目ほど負けとなった。 後半の強さはさすがだ。 終局後にシウさんに指摘されたのだが、実は相手の一団を取れる良い劫立てが一つあった。一見無理そうな形でまったく思いつかなかった。これはしらふでも気づかなかった可能性が高い。
「両がかりに強くなる本」 加藤正夫 昭和62年・誠文堂 今日図書館で借りた本の一冊です。 いつもですと土曜日に図書館に行くのですが、昨日身支度をして出かけようとしたところ妻から「待った!」がかかりました。 イエ、行っては行けないということではなくて、『祝日だから図書館は休みかも知れませんよ・・・(それでもよければ行ってみれば)』 成る程、無駄足になりそうなので今日日曜日に順延したのです さて話を本に戻して 昭和62年と言うと20年前ということですから、後ろの裏表紙にはカードでの貸し出し用の」ポケットなどついていて、そこのところからも時代を感じます。 さて前書きに・・・これは比較的重要なところだと考えます。 小説とか物語ではないのですから、何のためにどういう姿勢で書いたのかを最初に明確にして置いて戴くわけです。 前書きに曰く 「昔の定石と今の定石では厳しさが違う」 「昔は中盤の戦いの準備だっ
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