この本は、いまだに人物像が謎すぎるマイクロソフトCEO,サティア・ナデラの本である。MS社員もMSが取引先という人も買って損はないと思う。彼の人物像の情報が結構少ないからだ。サティア・ナデラの家庭が結構大変でびっくりした。。 正直、この「人のよさそうなインドのオッチャン」がCEOになってから、マイクロソフトが変わった。特にオープンソースやUNIXにやさしくなったし、AzureでLinuxは走るし、今や、Windowsでbashやapt-getも走るようになった。すごい、これであとEdgeがWebKitベースになって、WindowsのバイナリがELFバイナリになれば、MSは最高だと思う。なんでこんなにUNIXフレンドリーなのかと思ったら、本を読む限り、この人、一時期、サンマイクロシステムズにいた上に、MSでエンジニア時代に法人のUNIX系からWindowsのリプレース案件もやっていたんですね