昨日の日経新聞の衝撃のスクープ「昭和天皇がA級戦犯に不快感」には強い不快感を覚えました。現時点ではまだ、「富田メモ」が昭和天皇の肉声を伝える本物なのか、本物であるとして、どの程度、昭和天皇のお考えをストレートに反映しているのか(書き留めらていない部分が知りたい)などが判然としません。 でも、昨日の朝、駅のキオスクで日経の見出しを読んで以来、少々、暗い気持ちが続いているのも事実です。けっこう、昭和天皇には思い入れもあるし。 昭和天皇が、いわゆるA級戦犯に対して深い同情を示していたことは今朝の産経にも書きました。中国や一部メディアはA級戦犯とひとくくりするけれど、立場も言動もさまざまですし、東京裁判は彼らの「共同謀議」を証明できませんでした。 世の中では、東京裁判や戦犯という存在への理解と見直しが進みつつあったのに、その今になって、どうしてこういう記事が出てくるのか(意図は見え見えですが