先日の韓国の死刑制度に関するエントリーで朴正煕(パク・チョンヒ)政権下の政治活動の弾圧について少し触れました。 下にあるのは当時の韓国に在住していたアメリカ人神父が、その時代の韓国の様子をインタビューで語ったものです。死刑制度と民主主義が両立し得ないことを訴えると同時に、まるで共謀罪が成立した後の日本社会を予見するかのような内容になっています。 この神父が語っている「食べていくことだけを考えていれば、同じことが再び起きかねない」という警鐘は、日本にいる人々にも当てはまることではないでしょうか。 2006年 4月 20日 ノーカット・ニュース 「朴正煕はヒトラーのように胃袋のみを満たしてあらゆる自由を奪った」 今月24日、人民革命党事件の再審2次公判を目前にした1975年当時、この事件の真相を国内外に伝えたジェームス・シノット神父(78)がCBS TV「チョン・ボムグの時事トーク、誰かが!?