http://www.videonews.com ■マル激トーク・オン・ディマンド 第319回 [2007年5月11日収録] タイトル:まやかしの社保庁改革を斬る ゲスト:岩瀬達哉氏(ジャーナリスト) <プレビュー> http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_319_pre.asx 天下り禁止法案の今国会見送りが決まった今、安倍政権は何としてでも社会保険庁 改革法案だけはこの国会会期中に通したいようだ。元々のもくろみでは、安倍政権は 「天下りを禁止し社保庁を解体した政権」としての実績を引っさげて7月の参議院選 挙を戦う予定だった。しかし、やはり天下り禁止法案の方は官僚の猛烈な巻き返しに あい、断念せざるを得なくなった。そこで、「社保庁の解体的出直し」はぜひとも必 要となった。これで有権者の関心が最も高い「年金
社会を構成する人々の階層分析が「右傾化」の原因探求に利用されているのを見ると私は陳腐に感じます。それは私が階層分析を有効な宣伝を行なうための手段と考えているからです。 「右傾化」している人々に貧困層のような経済的弱者が多いのが事実としても、それを「不景気による経済的弱者の増加が『右傾化』の原因であり、景気が良くなれば解決するであろう」というように解釈する考え方には同意できません。 経済的弱者のような社会的弱者が鬱屈した不満を抱え込みやすいのは事実でしょうし、そういう不満を抱え込んだ人が不満を解消するための手段を求めがちなことも事実でしょう。 しかし、「右傾化」は不満を解消する手段の一つに過ぎません。不満は「現在の状況を作り出した体制への批判」に向かっても良いわけです。 そうはならないのは「右傾化」している人々になされている宣伝の影響というものでしょう。不満が体制批判に向かわないように別の方
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