裁判官を懲戒すべきかどうかが審理される「分限裁判」。 その当事者となっている東京高裁の岡口基一裁判官が、初めてテレビカメラの前で心境を語りました。 【東京高裁・岡口基一裁判官】 「私、東京高裁の長官室に呼ばれまして、まず『ツイッターをやめなさい』と言われまして、『ツイッターやめないんだったら分限裁判にかけて裁判官をクビにしてやる』と言われたんですね。なぜ、そこまで当局(長官)がやるのかというのも、私自身分かりかねているところです」 岡口基一裁判官(52)。 東京高裁の現役裁判官で、約15年間、実名でSNSなどを通じて情報発信し、行政や裁判所に批判的ともいえる内容から水着姿を自分で撮った写真まで投稿してきた「異色」の裁判官です。 法律関係の本も多数執筆している岡口裁判官は、弁護士の間でも有名だといいます。 【亀石倫子弁護士】 「若手弁護士で岡口裁判官のことを知らない人はほとんどいない。それく