世襲家の権宮司、宇佐神宮が解雇 境内職舎から退去要求 [大分県] 2014年05月27日(最終更新 2014年05月27日 13時31分) 全国の八幡宮の総本宮、宇佐神宮(大分県宇佐市)の宮司に次ぐ権宮司で、宮司職を世襲してきた到津家出身の到津克子さん(45)を、神社本庁(東京)が罷免、同神宮も解雇したことが27日分かった。15日付。 同神宮は「これまでの事情を勘案して本庁に罷免を具申した」と説明。到津さん側に対し、住居として使用している境内の職舎からの立ち退きを求めている。 到津さんは世襲を主張して同神宮の宮司としての地位確認を求めた訴訟で、昨年5月に最高裁で敗訴が確定。その後も、神宮側と到津さん側が対立。神宮側が「勤務態度に問題がある」として到津さんの給与をカットし、到津さん側は「祭事の日程を知らせない嫌がらせをしている」として反発。また、到津さんが社務所内で男性権宮司からけがを負わさ