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ブックマーク / note.com/simplearchitect (7)

  • ウォータフォールはやめて2024年の開発をやろう!|牛尾 剛

    今回の記事は特に私の意見であり、所属会社の意見ではないことをお断りしておきます。 最近になってまたウォータフォール vs アジャイルの議論を見かけることが多くなってきたので、私が勤務する米国の世界規模のクラウドプロバイダーでは2024年現在どんな開発をしているのかをご紹介したいと思います。私はこれが「正解」といいたいのではなく、何らかのポイントが皆さんの何らかの参考になったらいいなと思って筆をとりました。 ちなみに、2016年時点で私のウォータフォール開発に対する考え方は下記のブログの通りで今も変わっていません。ただ、2024年現在だからといってアジャイルをやるべきと思っているわけでもありません。 もし、今ウォータフォールをやっている人がいたら「そんなこと言ってもどうしたらええねん」となると思うので、自分なりの解決方法も考えてみました。 最初に自分的な結論を書いておくと「2024年の開発と

    ウォータフォールはやめて2024年の開発をやろう!|牛尾 剛
    khtokage
    khtokage 2024/06/18
  • プログラミングというより物事が出来る思考法~実践編|牛尾 剛

    大変多く読んでいただいた「プログラミングというより物事が出来る思考法」というポストや、世界一流エンジニアの思考法の書籍で紹介した内容がある。 私の職場でも、ものすごく出来る人が「実践」しているところを何回も目撃しているので「実践編」として皆さんにシェアしようと思って今回のポストを書いてみた。 タイトルにもある通り、私はエンジニアだが、ビジネス書である書籍と書かれた多くの思考法と同じく、あまりエンジニアリングというものに関係ない要素であると感じている。 上記のポストや書籍でシェアした内容を端的に言うと「理解には時間がかかるがかける価値が十分あり、それによって自分が物事をコントロールしている感覚を身につけることが出来る」という自分の小さな発見だ。私がこのことを最初に発見したのは、新卒の出来る人々との出来事がきっかけだが、今回その小さな自分なりの発見を後押しするような出来事がいくつかあった。それ

    プログラミングというより物事が出来る思考法~実践編|牛尾 剛
    khtokage
    khtokage 2023/12/14
    元々やるようにしてるけど、最近業務量が増えてきて理解に全力掛けてると脳が疲れるようになって、ちゃんと理解しなくても作業すれば終わる事は流すようになってきてます 良いことなのか悪いことなのか……
  • アメリカに住んでると誰もDXやってない感じがする話|牛尾 剛

    私はアメリカのシアトルエリアに住んでいるのですが、SNSを通じて日語の情報を見ていると、政府含めてものすごく一生懸命 DX (Digital Transformation) に取り組んでいかないといけない!という気合を感じるのだけど、実際のところ私の観察範囲ではそんな雰囲気を全く感じません。なんでだろう?と思っていたのですが、ふと思い当たることがあったのでシェアしてみたくなりました。 観察範囲での日米の違いアメリカに住んでいると、ソフトウェアを普通使うのはとても普通であり、かなり年配な方でも普通に使います。例えば私の英語の先生は、かなり年配の方ですが、普通にコンピュータを使って授業します。レッスン代は、友達とか、スモールビジネスの間でお金をやり取りできる Venmo というサービスがあるのですが、支払いを忘れてたら、Venmo 使ってはよ振り込んでなと催促されます。 会社でも、どんな高い

    アメリカに住んでると誰もDXやってない感じがする話|牛尾 剛
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    khtokage 2023/09/18
  • 日米で経験した炎上プロジェクトの違い|牛尾 剛

    私はアメリカでクラウドの中の人をやっている開発者だ。最近アメリカの方でも当初の予定がとても延びたプロジェクトを経験した。このような時に、日では多分ものすごい炎上プロジェクトになると思うのだが、アメリカで体験したそれは全然違う感じだった。 これは一言でいうと「納期感の違い」がもたらしている感覚だった。 炎上感のなさ 私が感じた「予定がとても延びた」プロジェクトの場合、日にいたときのプロジェクトでは、受託開発、内製双方ともに物凄く「大問題」になっていた。上位のマネジメントも連日のように進捗の会議を行い、人が追加投入され、エンジニアは時には泊りで一日も早く後れを取り戻すために皆遅くまで、そして土日も働き、お客様はもう怒り心頭… だったと思うのだが、こちらで体験したプロジェクトは拍子抜けするぐらい炎上感が無かった。 当初予定していた日程が一か月以上伸びても、みんな慌てる様子もなく、私はわからな

    日米で経験した炎上プロジェクトの違い|牛尾 剛
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    khtokage 2023/09/04
  • Pull Request のコメント数を減らすアホみたいなコツ|牛尾 剛

    私は長年 Pull Request のコメント数が多くて何回もレビューを往復することが多くて大変つらかったが最近ものすごく単純なコツに最近きづいたのでそのことをシェアしようと思う。 Pull Requestレビューの悩みこれはならない人はならないので、共感してもらえる人は少ないかもしれないが自分の悩みは Pull Requestのコメント数でこれが当に多い。何がつらいって、レビューのコメントが多いという事は、マージに時間が掛かるということだ。最初にコードを書いてテストして完成させるのは2時間もかかってないのに大抵レビューで何往復もして時間を取られるのが当につらいし、進捗がでないもの嫌だし、時間かかるし、自分が最近解決したい問題の中でも筆頭の問題だった。 何が悪いのだろう?すごく嫌なので物凄く考えたがうまくいかなかった。例えば、英語のスペルミスも良くしたし、ログやコメントの英文にレビュー

    Pull Request のコメント数を減らすアホみたいなコツ|牛尾 剛
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    khtokage 2023/07/07
    周りがバカに見えてるとき一番バカなのは自分という、いわゆる「バカの壁」に囲まれてる状態ですね。 「バカの壁」は一度克服しても何か学ぶ度に発生するのが難しい。周りが馬鹿に見えたら注意するしかないですね。
  • アメリカの職場ではなぜドキュメントも無いのに人が去っても問題ないのだろう?|牛尾 剛

    アメリカの職場にいると、日にいるときよりも身近でレイオフだとか、職を変えるというのを頻繁に見かける。先日もそういう場面があったのだが昔日で働いていた時のことを思い出した。 ドキュメントを書く理由 日のソフトウェア企業にいたときは、「納品物であるから」という理由以外にも、「人がいなくなったときに会社が困るから」という理由でもドキュメントを書くことが推奨されていた。しかし、少なくとも今の職場ではそんな理由でドキュメントを書くのは推奨されていないのに、なぜ問題にならないのだろうとふと思った。 うちのマネージャは、バディ制ににして、みんな休暇できるようにしようとは言っているが、多分当に退職対策ではないと思う。 チームのメンバーが抜けたときも、「とても残念で、ワークロードをどうしようという問題はあるけど、彼女の門出を祝福しよう」言っていた。つまり、こちらでも「工数」は問題になるけど、「引継ぎ

    アメリカの職場ではなぜドキュメントも無いのに人が去っても問題ないのだろう?|牛尾 剛
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    khtokage 2023/05/30
    労働関係の研究見てると出てくる日本の宿痾ですね。日本は専門性はないけど小回りは利く高学歴学部卒中心で回すので社内人材で大体何でも出来る。でもきちんと組み上げられた修士/博士卒の専門家集団に勝てない。
  • 技術者には試行錯誤は圧倒的に悪であると腹落ちした話|牛尾 剛

    私はシアトルのクラウドの中の人として、ソフトウェアの開発を行っているが、先日ある問題がきっかけで、技術者には試行錯誤がとても良くないということが腹落ちしたので、忘れないように書いておきたい。 先日起こった事先日起こった事は、私がシアトルから一時帰国して、普段使わないラップトップを使って日から仕事をしている。 Application Insights というログを管理するプラットフォームがあるのだが、とても不思議なことに、Application Insights のログファイルを見ると完全に正常に動いているようにしか見えないのだが、クラウドのポータルに行くと、テレメトリが来ていない。 Application Insights のチームのメンバーが助けてくれることになったので、彼女に、Teamsで画面共有をして、「ほら、出ないでしょ?」と見せると、なんとテレメトリがポータルに来ている。その後

    技術者には試行錯誤は圧倒的に悪であると腹落ちした話|牛尾 剛
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    khtokage 2020/12/21
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