2018年12月14日、品川シーズンテラスカンファレンスにてRubyアソシエーションが主催するイベント「Ruby Business Users Conference 2018 Winter」が開催されました。すでにRubyを活用しているユーザーや、これからRubyをビジネスに活用しようと考えている人が集い、情報交換を行いました。基調講演「プログラミング言語サバイバル」に登壇したのは、一般財団法人Rubyアソシエーション理事長のまつもとゆきひろ氏。後半パートとなる今回は、約2年後の登場するとされているRuby3の目指す場所と課題について語ります。 Ruby3x3 我々のテーマは「Ruby3x3」といって、だいたい2年後ぐらいの登場を期待されている「Ruby3」というバージョンを開発中なんですけど、そのバージョンではRuby2.0と比較して、さまざまな各種ベンチマークで3倍のスピードを出すこと