2022年1月23日のブックマーク (1件)

  • 夏目漱石「月が綺麗ですね」の元ネタを遡る

    「夏目漱石は「月が綺麗ですね」となんか訳していない」という話から、「初出であるとされる70年代以前がどうだったのか知りたい」という話が出ていたので、Googleブックスを検索していたのだが、1962年刊行の『日人の知恵』にこのような話があるらしい。 さらにいえば、日の社交の基は「見る」ことで成立する。 若い男女の恋人同士が愛の告白をするとき、西洋人のように、 「私はあなたを愛しています(I love you)」 などとはけっしていわない。 そんなことばを口に出さなくとも、満月を仰ぎ見て、 「いいお月さんですね」 そして、二人でじっと空を見上げるだけで、意思は十分通じるのだ。 日人の知恵 - 林屋辰三郎 - Google ブックス この『日人の知恵』というは、 なんと、昭和37年に発行されたで、その前年朝日新聞に連載された「日人の知恵」を再編集したもの。 日人の知恵 林屋辰

    夏目漱石「月が綺麗ですね」の元ネタを遡る