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  • 【訃報】目黒考二 逝去のお知らせ - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    の雑誌」創刊者で弊社前社長の目黒考二(めぐろこうじ)が、2023年1月19日10時、肺がんのため永眠しました。享年76歳。みなさまには生前のご厚誼に心から感謝いたしますとともに、ここに謹んでお報せ申し上げます。 葬儀は近親者のみにて家族葬として執り行います。誠に勝手ながら、御香典、御供花、御供物の儀はご辞退申し上げますことをご了承ください。後日、お別れの会を執り行う予定です。 目黒考二は名のほか、文芸評論家・北上次郎、競馬エッセイスト・藤代三郎の名でも幅広い執筆活動を続け、エンターテインメント書評という新しい分野を確立しました。社員一同、故人の遺志を継ぎ、「の雑誌」をみなさまからより愛読される雑誌にしていく所存です。 なお、大変恐縮ではございますが、ご遺族および椎名誠氏へのお問い合わせや取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます

    kichine
    kichine 2023/01/25
    発作的座談会、何回も読み返して笑ったなあ。いつのまにか自分がそこで話しているおじさんたちの年代になっていることにびっくりしたり。
  • 【今週はこれを読め! SF編】アンドロイドは借金完済の夢を見るか? - 牧眞司|WEB本の雑誌

    オリジナル・アンソロジー《NOVA》に断続的に発表されていた宮内悠介の人気シリーズが、書き下ろしを加えて一冊にまとまった。待ちわびていたファンも多いだろう。 『スペース金融道』ってタイトル、もう聞いただけでこりゃヤバいねーと思うが、読むとその予想をはるかに超えてヤバい! 「バクテリアだろうとエイリアンだろうと、返済さえしてくれるなら融資する。そのかわり高い利子をいただきます」が方針の新星金融。光合成ができるのだから返済も可能だろうと植物に貸しつけしたことさえある。どういう理屈だ。 語り手のぼくとその上司ユーセフは、二番街(太陽系外ではじめて植民された惑星)支店のコンビである。取りたてのためなら宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下一九〇度の惑星だと赴く。たとえ、そのためのコストが利息を大きく上回ろうとひるみはしない。このシノギは舐められたら終わりなのだ。 新星金融のメイン顧客はア

    【今週はこれを読め! SF編】アンドロイドは借金完済の夢を見るか? - 牧眞司|WEB本の雑誌
    kichine
    kichine 2016/09/07
    書評出てた。これ本当におもしろいのよ。初出の時からまとまるの心待ちにしてた。
  • 【今週はこれを読め! SF編】いつのまにか床が天井になってしまうトポロジー - 牧眞司|WEB本の雑誌

    連作『12人の蒐集家』に、中篇「ティーショップ」を併録した作品集。 先に「ティーショップ」から。これは独立した一篇だが、小説世界のなかにいくつものエピソードが数珠つながりになって埋めこまれ、それが連作をなしているようにも読める。この作品で「枠物語」の舞台となるのがティーショップだ。旅行者のグレタは列車の乗り継ぎでポッカリとあいた時間を埋めるため、駅前のこの店に立ちよる。グレタは「語り手」ならぬ「聞き手」だ。 グレタは午後はいつもカモミールティーを飲むことにしていたが、今日は特別なことをしてみようと思いたつ。日常とは違う旅先なんだし、この駅で途中下車したのだって偶然のなりゆきなのだし、せっかくのチャンスじゃない? 知らない土地でのちょっとした冒険。いちばん珍しいお茶にしよう。 メニューの最後にあるのは「物語のお茶」。これに決めた。銘柄のわきに"あなたにはこれが必要です"と書きそえてあるし、グ

    【今週はこれを読め! SF編】いつのまにか床が天井になってしまうトポロジー - 牧眞司|WEB本の雑誌
    kichine
    kichine 2015/12/15
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  • 「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊 - 牧眞司|WEB本の雑誌

    決定版の「21世紀のSFベスト100」は〈の雑誌〉2015年11月号をごらんください。 鏡明、大森望の両氏にぼくを加え、目利きとは名ばかりの乱読と独断と適当をぶつけあって1位から100位まで並んだわけですが、その座談会に先立って各自が推薦作リストを用意しました。 鏡リストは〈の雑誌〉で鏡さんが毎年担当している「SFベスト10」(2001年度〜2014年度)から原著刊行が2001年以降のものを抜きだしたもの。大森リストは大森さんの著作『21世紀SF1000』の「21世紀SF推薦作100」リストと〈の雑誌〉の常設書評「新刊めったくたガイド」(2011年1月号〜2015年9月号)の★★★★☆以上作品をあわせて、原著刊行が2001年以降のものを抜きだしたものです。そういう意味では、おふたりのリストはすでに公開されているわけです。 ぼくはそういう元手がないもので、えいやっとワガママな「21世紀

    「21世紀のSFベスト」牧眞司が偏愛で選んだ100冊 - 牧眞司|WEB本の雑誌
    kichine
    kichine 2015/10/15
    好みが似てるので未読のも読みたい。
  • 小松左京追悼本ラッシュ - 大森望|WEB本の雑誌

    『小松左京セレクション 1 (河出文庫)』 小松左京,東浩紀 河出書房新社 1,045円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 7月26日に世を去った巨星・小松左京の業績を偲ぶ書籍が続々刊行されはじめている。 先陣を切ったのは、電子書籍の総合文芸誌、月刊〈アレ!〉(allez!)の10月号(創刊第2号)https://hon-to.jp/asp/ShowItemDetailStart.do?itemId=B-900053-000000-1107M001-005&itemOnlyFlg=false。 「小松左京さん、ありがとう」と題する特集では、石井紀男、かんべむさしのエッセイに加え、北野勇作、佐藤哲也、平山瑞穂、林巧、田中哲弥など10人の作家が、小松左京とその作品をテーマにした短編小説をこの特集のために書き下ろしている。お題にした作品は、

    小松左京追悼本ラッシュ - 大森望|WEB本の雑誌
    kichine
    kichine 2011/11/09
    後で買う。ムック本、短篇傑作選など。
  • 4月26日(火)阿佐田哲也の短編について - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

    『色川武大阿佐田哲也全集』(福武書店)という全十六巻の全集が、1990年代の初頭に出たことがある。いまから20年も前のことなので覚えている方も少ないかもしれないが、私には忘れがたい全集だ。というのは、この全集の7巻から11巻までの5巻分が阿佐田哲也の巻なのだが(12巻から16巻はエッセイの巻で、この中にも阿佐田哲也のエッセイが収められているが)、その5巻分の解題を私が書いているからだ。 阿佐田哲也は大好きな作家だったが、この作家について書く機会は少なかった。『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝2』講談社文庫版(1990年)の解説を書いたくらいで、あとは書いていない。と思っていたのだが、たったいま調べてみたら、『雀鬼くずれ』(角川文庫)という短編集の解説を書いていたことが判明。これは2008年9月に改版されたときの解説だ。 それはともかく、『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝2』の話である。この講談社文庫版も思い出深い。と

    kichine
    kichine 2011/05/07
    「シュウシャインの周坊」阿佐田哲也『麻雀小説自選集』(文春文庫)
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