Adobe Systemsは米国時間2月16日、Windows、Mac OS X、Unixなどのプラットフォーム版「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」に影響する2件の深刻な脆弱性を明らかにし、通常の修正パッチスケジュール外でパッチを公開した。 これらの脆弱性が悪用されると、攻撃者からの権限のないクロスドメインリクエストが実行されたり、システムが乗っ取られたりするおそれがあると、同社は16日付けで公開したセキュリティアドバイザリに記している。 セキュリティ研究者から修正パッチ公開プロセスに関する批判を受け、同社は2009年から四半期ごとのパッチ公開スケジュールに取り組んでいるが、今回の修正パッチのリリースはスケジュール外で実施するほど緊急性が高かった、と同社は説明する。 今回の脆弱性の深刻度を同社は「緊急」としており、独立系セキュリティベンダーのSecuniaは「非常に
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