同じような経験をしているのに、ぐんぐん伸びる人と停滞する人がいます。その違いは、いったいどこにあるのでしょうか? どんどん挑戦的に行動を変えていける人と保守的に行動を変えない人の違いは、何なのでしょうか? 筆者は2006年から10年以上にわたり、学校や企業で、どうすれば人の行動がよりよく変わるか(専門的には「行動変容」と言います)をテーマに人材育成を実践してきました。具体的にはITシステムを使い、どんな目標を立てたか、実際に行動できたかどうか、自分で行動をどう振り返ったかを、のべ1万人以上をモニタリングし、分析してきました。 その中で、伸びる人と停滞する人の違いは『自分と本音で向き合えている人とそうでない人の差』であることがわかってきました。 そして自分と本音で向き合えるかどうかについては“自己肯定感”が肝であることがわかったのです。 自己肯定感とは 自己肯定感(self-esteem:自