サイエンスクリップ 「成人」「こども」「高齢者」に区分した年代別の新「睡眠指針」案、厚労省が公表 2023.10.27 内城喜貴 / 科学ジャーナリスト 体や心の健康のためにぐっすり寝ることが大切であることは誰もが知っている。それでも多忙でストレスの多い現代社会では毎日、十分睡眠時間を確保することは容易ではない。そうした中で、驚異的な好成績を残している米大リーグの大谷翔平選手は、常日頃から睡眠を大事にしてよく寝ることを心掛けていると公言するなど、努力して睡眠をとる大切さを見直す機運も出ている。 厚生労働省は心身の健康づくりのための新たな「睡眠指針2023」(仮称)案を10月初めに公表した。例えば「成人は6時間以上」「小学生は9~12時間」「高齢者は個人の体調や生活状況に合わせた時間」など、年代別に適切な睡眠時間を確保することを推奨し、質の高い睡眠のために心掛けるべき注意点を細かく示している
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