--- 登場人物 ・ぼく(アラサー) ブラック企業サラリーマン、肺年齢70歳 ・兄ちゃん(24) いかにも怪しい奴みたいな顔、イケイケ運動部系 --- いるいると聞いてはいたが、高圧的訪問営業マンに初めて遭遇した。 ここ3週間くらい朝夜関係なく訪問営業が来てたんだけど、断るのが面倒臭かったから毎回居留守使ってスルーしてた。 その日は結構酔ってて、裸で1人ダンスパーティを開催するくらいテンション絶好調の時(20時ごろ)に来たもんだから、ノリノリのまま追い返したろと玄関に向かった。 ドア前で返事しても無視されてピンポン連打してきたから、仕方なしに服着てドア半開けで対応した。 立ってた(訪問営業特有の開いたドアの奥にいた)のはバインダー持った若い兄ちゃんで、間髪入れずに住宅資金の相談がどうのこうのとかいう説明を始めてきた。 一通り触りを聞いてあげた後、「結構です」とドア閉めようとしたらドアノブを