株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
労働という分野ならどこでも、医療であれ、製造であれ、情報産業であれ、中枢にあたる「将軍」や「参謀」にあたるポジションというのは限られているし、全ての人を「将軍」や「参謀」にしていては船頭だらけの難破船になってしまう。実際に現場が必要としているのは沢山の「兵士」だ。中枢の手足となって働く「兵士」が欲しい。下士官ぐらいは幾らか必要かもしれないが、それだって兵士よりは数が少なくてもいい。労働という分野でたくさん必要とされているのは、何も考えない、「個性の違い」に拘泥しない、えらい人の言うことは何でも聞いて、共通規格の部品で動く歯車だ。望むらくは、消費者としての多様性すらみられない、没個性的な金太郎飴のような労働者がいい−−不満を抱いた時に、何か共通の娯楽でも与えてやれば黙ってくれるような労働者がいい。それでも人間は幸せになれないことはない*1。 にもかかわらず、そこここの教育分野では、こうした「
昨年の12月に、「ユリイカ」が「母と娘の物語――母/娘という呪い」という特集を組んだ。 ユリイカ2008年12月号 特集=母と娘の物語 母/娘という呪い 作者: 萩尾望都,斎藤環,信田さよ子,上野千鶴子,吉野朔実,川上未映子出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/11/27メディア: ムック購入: 6人 クリック: 41回この商品を含むブログ (30件) を見る信田さよ子と上野千鶴子の対談も、掲載されている。信田さんは、昨年、「母が重くてたまらない――墓守娘の嘆き」を出版している。母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き 作者: 信田さよ子出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2008/04/10メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 314回この商品を含むブログ (72件) を見る信田さんは団塊の世代の女性に焦点を当てる。彼女たちは、娘の人生を通して、自らが成し得なかった「女性の自己実
質問はてな:能力に見合わないプライド 能力に見合わないプライドを叩き潰す方法を教えてください。僕は心の底で自分が優秀だと思っています。しかし大学は留年する、車の免許さえ取れない、社交性に欠けるで無能なこと明らかです。でも心の底では自分は優秀だと思っているのです。自意識と実際の能力の間に大きな乖離があって、明らかに社会不適合。自分の能力を上げて、プライドのレベルを下げる。前者は日々の努力次第としても、後者をどうしたらいいのか困り果てています。 広辞苑第5版によるとプライド、自信、自意識の違いは以下のとおり。 プライド=自尊心:自尊の気持。特に、自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を排除しようとする心理・態度。プライド。 自信:自分の能力や価値を確信すること。自分の正しさを信じて疑わない心。 自意識:自分自身がどうであるか、どう思われているかについての意識。 辞書どおりの意味で考えると、上記
「やりたいことを探しなさい」なんてアドバイスを信じてはいけない。 ・新社会人の憂鬱 未熟なぼくたちが「今やりたいこと」なんてたがか知れている。選択肢が少なすぎる。世の中にどれだけの「やるべきこと」があるか、ぼくたちは知らない。選択肢がどこまで広がるのか、ぼくたちは知らない。そんな狭い狭い選択肢の中からいくら「今やりたいこと」を探したって大したものは見つからない。結局、思っていたのと違う、と失望するのがオチだ。本が好きだからと書店員になっても、デザインが好きだからとデザイナーになっても、ジャニーズが好きだからとタレントになっても、やっぱり、思っていたのとは違うといって失望するだろう。これではキリがない。 有名デザイナーが斬新な装丁を手がけた本が話題になる。その装丁でその本を出すために、どれだけの人が、どれだけの知恵が、どれだけの才能が、どれだけの技術や職能が必要だったのか。それに関わった人た
身勝手な働く母親として、身にしみる新たな罪の意識について――フィナンシャル・タイムズ 2009年2月19日(木)08:00 ルーシー・ケラウェイとは FTのビジネス経営担当コラムニスト。10年前から続く毎週月曜のコラムで、ビジネス界の流行や流行語をからかったり、オフィス・ライフの悲喜こもごもをクロースアップしたりと、独自の視点でつづってきた。 FT入社から約20年にわたり、エネルギー担当、ブリュッセル特派員、ビジネスコラム「Lex」などを担当したほか、「FTと昼食を」シリーズで多くのビ ジネスリーダーや著名人を取材してきた。金融経済記者としての受賞も多い。著書に「Sense and Nonsense in the Office」「Martin Lukes: Who Moved My Blackberry」など。 1959年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業(専攻は政治・哲
興味深い記事を読んだ。 12月18日毎日新聞夕刊に東大で行われた学生実態調査の報告についての短信である。 学部学生3534人(回答者は1367人)対象のアンケートで「自分はニートやフリーターになるように思う」と答えた学生が7.4%、「ニートにはならないが、フリーターになるかもしれない」と答えた学生が20.9%。 あわせて28.3%の東大生がいずれニートかフリーターになる可能性を感じている。 この数値の経年変化にも興味があるところだが、記事では触れられていない。 個人的予測を述べさせてもらえれば、数値はこの後も増え続けるだろうと思う。 東大生が就職にきわめて有利なポジションにいることはどなたでもご存じである。 だから、彼らがそれでも「ニートかフリーターになるかもしれない」と思っているのは、「就職できない」からではない。 新卒でちゃんと一流企業や官庁に就職はするのである。 オフィスにばりっとし
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