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2006年10月6日のブックマーク (12件)

  • 日本人は格差社会を望んでいたんじゃないの?(笑) - すなふきんの雑感日記

    何度も取り上げる話題で恐縮だが、最近日では「格差」がひとつのキーワードとなり流行語とすらなってしまった。景気が回復してきたとマスコミで報道されてもいまひとつピンと来ない。これは大企業など一部の勝ち組ばかりに恩恵がいってしまって、負け組である自分にはまわって来ないからに違いない、けしからんというわけだ。しかし振り返ってみると、そもそも日は世界で最も成功した社会主義国家であり、一億総中流とも言われたように貧富の差が少ない国である反面、そのために飛びぬけた才能ある人たちを冷遇してきたことや終身雇用制などがあるために経済の活力が損なわれ、その結果日経済が停滞したのだという解釈が支配的になったことから、改革が必要だということになったのではないのだろうか?今の状況が現実にどの程度格差が拡大しているのかとか、構造改革の影響がどの程度格差拡大に寄与しているのかという事実関係の議論は一旦置いておくとし

  • 松宮健一『フリーター漂流』

    NHKスペシャル「フリーター漂流」の制作ディレクターである松宮健一が、同番組を単行化したものである。 の内容は、まず番組の内容をほぼ組み入れている。 もちろん、ナレーションをそのまま起こしたものではなく、単行用に書き下ろされたものだ。 このは、番組内容をなぞるにとどまらない。 番組で取材した人の「その後」をフォロー 特長の一つは、番組で紹介したフリーターたちの「その後」をフォローしていることである。 やはり気になるのは、映像の最後を「かざった」Hさん(※1)だろう。 35歳、もう後がないという焦燥でいっぱい、なおかつ実直な印象をうけるHさんの運命は、番組のテーマとは別に、個人的な関心を抱かずにはおれない存在だ。 くわしくは書を読んで知ってほしいのだが、一つだけ。 Hさんは、あの後、ある事情で、50代の男性に、請負の仕事について質問される深刻な場面に遭遇することになる。50代の男性

  • http://www.janjan.jp/government/0610/0609301982/1.php

  • 『18歳の今を生きぬく 高卒1年目の選択』

    『18歳の今を生きぬく 高卒1年目の選択』 なかなか興味深い調査である。 若い人がどのようにフリーターになるか、あるいは、正規の職につくか、あるいは進学の夢を持ち直すのか、を追跡した調査だ。 統計では質が捨象されてしまう、という方法と逆の方に行けば、「ルポ」というやり方があるだろう。 NHKドキュメンタリーの「フリーター漂流」や「ワーキングプア」などはこの方法をとった。事態の質をあらわしていると思える「典型的」人物を探し、その人間に焦点をあてて、問題を浮かび上がらせるという手法である(むろんそのなかで「統計」は駆使されるが、統計と典型的人物は画然と分かれている)。 この調査がとった方法は、いわばその中間をいくものだった。 東京の公立高校を2つ選んで、高三生89人から聞き取りをおこない、その後の過程を2年間にわたって追跡し、インタビューをくり返したものなのだ。 〈私たちは、あえて中間層以下

  • 独立行政法人 労働政策研究・研修機構/コラム ニュータイプの日本の雇用システム ―長期雇用と成果主義―

    副主任研究員 立道 信吾 主流は長期雇用+成果主義の「 New J 型」 高度経済成長から安定成長の時代を通じて、終身雇用(長期雇用)、年功主義、企業別労働組合が「日的雇用慣行」の三種の神器と言われてきた。ところが、 1990 年代後半から日企業の雇用システムは劇的な変貌を遂げようとしている。我々が 2004 年に実施したアンケート調査[1]のデータを用いて、長期雇用と成果主義という二つの軸によって、日企業の雇用システムを分類すると、 (1) J型(長期雇用+非成果主義)、 (2) New J型(長期雇用+成果主義)、 (3) A型(非長期雇用+成果主義)、 (4) 衰退型(非長期雇用+非成果主義)の 4 類型になる。分布をみると(第 1 図参照)、 New J 型( 38% )、 J 型( 30% )、 A 型( 18% )、衰退型( 12% )であり、長期雇用に加えて、成果主義と

  • 独立行政法人 労働政策研究・研修機構/コラム 求人企業と求職者をつなぐ「言葉」の曖昧さ

    研究員 岩脇 千裕 はじめに 求人企業と求職者との間にはなぜミスマッチが生じるのだろうか。求人企業の「言葉」の定義と求職者の「言葉」の定義との間にズレがあることが、その原因の一つとして考えられる。稿では、大学新卒者採用における「即戦力」という言葉の使われ方を例に、この問題について考察したい。 新卒採用における「即戦力」とは何か 90 年代半ば以降、日企業は、終身雇用・年功序列・新卒一括採用制に代表される伝統的な雇用慣行から、非正規雇用・中途採用の増大と成果主義とに代表される新しい雇用管理への移行を目指してきた。新卒についても採用を抑制する企業が増え、卒業後も非正規の職に就く者や無業となる者が増えた。正規雇用の場合も採用方針は大量採用から少数厳選へ転じ、要求水準は上昇した。近年、新卒求人倍率は急上昇しているが、要求水準を満たす学生を採用できなければ予定人数を下回っても採用を打ち切る場合も

    kiku-chan
    kiku-chan 2006/10/06
    『新卒に求める「即戦力」とは、「教育訓練に時間がかからない人」=「教育投資を最小限に抑えられる人」を指すと考えるのが適当だろう』
  • ノート:山谷えり子 - Wikipedia

    この項目では存命人物を扱っているため、公式方針である存命人物の伝記を厳守する必要があります。訴訟になりそうな記述については、出典が明記されていなかったり、信頼性に乏しい情報源を出典としている場合、直ちに除去しなければなりません。{{要出典}}や{{要検証}}などのタグを貼るなどして記述の出典を求める行為は、このケースにおいては間違った対応です。そのような記述を残したままにしないでください。名誉毀損のおそれのある記述については特にこれが強く当てはまります。 Network Information: [ネットワーク情報] a. [IPネットワークアドレス] 202.95.218.0/23 b. [ネットワーク名] SANGIIN f. [組織名] 株式会社ITサービス g. [Organization] IT Services Corporation m. [管理者連絡窓口] NI2606JP

  • 日経トップリーダーonline: 本田宗一郎 ホンダ創業者

    経営者実務セミナー 金融緩和が終わる今こそ知っておくべき「銀行との付き合い方」 景気下支えのため長年続いてきた大規模な金融緩和政策が転換期を迎えようとしています。生き残れる会社は資金を調達できる会社。大きな変換期にある今こそ、融資を受けるために必要なことは何か、そして銀行と上手に付き合っていくためのポイントを正しく理解することが重要になります。セミナーでは、金融機関の融資の実状に詳しい吉澤税務会計事務所代表の吉澤大氏が詳しくお伝えします。 社長力アップセミナー 3年で準備する 事業承継のための自社株式対策 非上場の中小企業にとって自社の株価を意識することは、日常ではほとんどないかもしれませんが、後継者にオーナーシップを移転する際、自社株式の問題は避けて通れません。同族内で承継するのか、従業員に引き継ぐのか、それとも自社で買い取るのか……スムーズな事業承継には前もった株式の継承計画が欠かせ

    kiku-chan
    kiku-chan 2006/10/06
    真の男女平等ってなんでしょうね。 ボクも仕事で女性に気を使いすぎて逆に失敗することもありますなあ。
  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング|「グローバル化と「モノ」と「ヒト」の標準化(Standardization)の進展」

    去る9月9日に「日・フィリピン経済連携協定(EPA:Economic Partnership Agreement)」が署名された。EPAは二国間の経済関係全般(貿易・サービス・投資・ヒトの移動等)に亘る連携の強化とルールを取り決めたものであり、自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement。「モノ」(貿易)の拡大・自由化を主な目的としており、二国間関税の低減・撤廃を中核施策として位置づける)よりもより一層包括的な協定と云える。 今回のフィリピンとのEPAで注目される内容は、「人の移動」促進の観点から日の一部労働市場の開放が具体化したことである。対象職種は看護師と介護福祉士であり、受入予定人数枠(合計)は2年間で最大1,000人と報じられている。フィリピンでの資格に加えて日語研修を経た後、日の病院等で就労し、一定期間内に日の国家試験を取得すれば、引き続き勤務できること

    kiku-chan
    kiku-chan 2006/10/06
    労働者も自由化される時代  ついに日本も?
  • 東京商工会議所:政策提言活動:提言・要望一覧:平成18年9月14日

  • i feel-ブックレビュー 北田暁大(『カーニバル化する社会』鈴木謙介)

    若者――と世代的利害を共有する語り手――による若者論というのは、「論壇」と呼ばれる奇妙な言説空間のなかで、つねにある種の特権性を与えられ続けてきた。先行世代の実感主義、体験主義に対して、それには回収されない若者のリアリティを突き付け、自らの言説の説得力と信憑性を担保していく……。小熊英二『〈民主〉と〈愛国〉』が詳らかにしたように、戦争体験の有無、濃度の世代的差異が「戦後思想」の磁場を形成してきたわけだし、「ポスト戦後思想」に位置づく(はずの)全共闘もまた、たとえば大塚英志のような後続世代によって、その世代的イデオロギーを糾弾されることとなった。 古代エジプトからあったといわれる世代語りだが、それは、社会が社会自身をたえず自己言及的に観察し続ける再帰的な近代社会において、加速されていく。世代論とは、不透明で複雑な社会のなかで「存在論的安心」(ギデンズ)を得るための、社会的装置なのである。 鈴

    kiku-chan
    kiku-chan 2006/10/06
    [あとで読む[再帰的近代][再帰性][社会学]
  • i feel-ブックレビュー:北田暁大「万博なき日常を生きろ」

    愛知万博(愛・地球博)が二〇〇五年九月末に閉幕した。筑波万博の微妙な失敗など素知らぬ顔で、予想をはるかに越える興業的成功を収めた。入場者数は総計二二〇〇万人、一〇回以上会場に足を運んだというリピーターも少なからずいたようで、モリゾー、キッコロというファンシーなキャラクターは、閉幕後の今もなお根強い人気を集めている。 最先端の科学技術のありようを無邪気に肯定するでもなく、それでいて「人類と自然との調和」などというお題目を現象化させているとも言いがたい。なんというか、そう、政府が関与した巨大な物産展――デパ地下と表現したほうがいいかもしれない――のような面持ちであった。 伝え聞く大阪博の国民的な熱狂や、沖縄海洋博の国土システムへの野心、筑波万博の科学への欲望などはうかがえず、名古屋に企画限定で設置されたテーマパークのようなものとして、ディズニーランドなき周辺地域の人びとに愛されていたように映る