タグ

ブックマーク / kurokawashigeru.air-nifty.com (6)

  • 2/1 最近の公務員賃金の議論のふっかけられ方の問題 - きょうも歩く

    仕事柄、公務員の待遇についてあれこれ言うことは控えたいと思っているが、最近、聞き捨てならない言葉に「公務員賃金を民間並みに」という言葉がある。考えれば考えるほどおかしな表現なのである。公務員賃金を議論する際に、賃金の基的な考え方が全く考慮されておらず、とんでもないプロパガンダ目的の比較軸で論議を展開していると感じる。 そもそも公務員賃金は現在のところ人事院勧告によって決定し(正確には自治体の人事委員会もある)、それは民間賃金の統計の結果によって決定している。その算式や集計のやり方がおかしいから変えろという議論が成立しても、「民間並みに」というのは、今がそうなのに何を言っているのか、と思わざるを得ない。何か根拠あるのかと思う。 公務員賃金を下げたい人は、民間並みなんて混乱すること言わずに、もっと安く働かせろ、というのが正しい表現ではないのだうろか。 同一価値労働同一賃金という話と、民間並み

    2/1 最近の公務員賃金の議論のふっかけられ方の問題 - きょうも歩く
    kiku-chan
    kiku-chan 2011/02/03
  • 10/21 首都圏の親元でぬくぬくしている学生ばかり甘やかす文部科学省 - きょうも歩く

    文部科学省が、奨学金の受給資格に社会貢献活動への参加を追加する方針を固めたという。 バカのバカであいた口がふさがらない。 この政策はどうも私の階級的憎悪を呼び起こす。 ①奨学金のいらない学生はのびのび4年間過ごせて、奨学金の受け取った学生は4年間、授業にアルバイトにシューカツに社会貢献活動までしなければならない、ということ。 ②現在問題になっている、教育の地域間格差がさらに拡大する。奨学金を受け取るのにさらにハードルが高くなれば、大学の多い東京や大阪近辺に実家のある子と、そうでない子の間の教育にかかる費用格差はさらに広がる。そのことで地方の優秀な人材を埋めてしまうことになる。 ③受け入れ側の問題。社会貢献事業とは何か。その指定を受けた業者が、タダ同然で学生を働かせることができるということ。そのことはしいては外国人研修生問題と同じようなことにつながるということ。文部科学省や奨学金の支給を司る

    10/21 首都圏の親元でぬくぬくしている学生ばかり甘やかす文部科学省 - きょうも歩く
  • 5/5 和田中のよのなか科の若者バッシング授業 - きょうも歩く

    今見ていたNHKニュースで紹介されていた和田中のよのなか科では、今やいったいどういう授業をしているんだと思う。 就職できない人がいるということに、大学生が欲が強いから、とか、コミュニケーション力がないから、とか、若者バッシング言説を引き出して、働いたこともない中学生に脅迫観念を植え付けている。仕事が余っているならそういうことを教えても正しいが、それでいいのだろうか。就職できないことを、個人的なものだけに押し込んでいいのだろうか。何だね「コミュニケーション力」がなっていないって。中坊(ちゅうぼう)が「なっていない大学生」などと言っている。働いてもないのにふざけたこと言うなって。これが教育かね。 まぁ、彼らの親世代は、バブルの真っ盛りに就職しているし、その後も上手に生き残っている世代、そして杉並区に居を構えた人たちだから、平身低頭仕事を探してもないということに実感がないのだろう。 今の大学生が

    5/5 和田中のよのなか科の若者バッシング授業 - きょうも歩く
    kiku-chan
    kiku-chan 2010/05/07
    これ。オンエア見ていたけれど酷かった。家庭内でも、他人事として他者を分断・切り捨てるような会話をしているんじゃなかろうか。かりそめの万能感を身につけてしまうと、いざ現実と対峙した時にきつくなると思う
  • 4/24 霞ヶ関の残業批判がネタ化 - きょうも歩く

    民主党の議員たちが、霞ヶ関のひどい残業を批判しはじめているが、たいがいにしろと言いたくなる。 そもそもこんな残業がひどいのは、もともとあったが、さらにひどくなったのは、民主党が台頭してきたからだという。 さして急ぎもしないのに、きょうの夕方にあす朝までに資料を用意しろ、と威張り散らしてきた今の民主党の中堅議員たちではないか。90年代後半、自民党政権の政策情報の兵站を疲弊させるために、霞ヶ関の官僚にそうした仕事をさせかたをして与党(自民党)・官僚を追いつめているんだという当時の民主党の若手議員の自慢話をあちこちで聞いた。 そういうことをしてきたかつての若手議員たちが自己批判することなしに、こんな発言白々しいと思ってしまうのではないか。 もちろん官僚支配というこの国のシステムがどうしても国の官僚に仕事が集中してしまうということが多いだろう。しかし政治家も無罪だろうか。仕事をおしつけるだけに見合

    4/24 霞ヶ関の残業批判がネタ化 - きょうも歩く
  • 5/15 育児放棄の助長という前に - きょうも歩く

    赤ちゃんポストに3歳の子が入っていたというニュースについて。 このポストを黙認したはずの厚生労働省をはじめ、世間は、育児放棄という言われ方をするが、それでいいのだろうか。 あるいは、このポスト不要論が強まると思うが、それでいいのだろうか。 第1に不審なのは、このニュース、いったい誰が流しているのか、ということだ。これについて新聞やテレビは全く明らかにしていないが、知りうるのは、第1発見をする病院関係者か、通報を受ける警察か児童相談所である。児童相談所はこうした情報の漏洩に非常に神経質な役所であるし、マスコミとの交際もほとんどない。病院も深刻な内部対立でもなければ情報を漏らすことは自殺行為であり、考えにくい。県警察が保護責任者遺棄罪の立件を検討しているというからあやしい。 余談だが、この問題についてインタビューを受けた安倍晋三は適切だった。「私は正確な情報を入手できる立場にないので、何も

    5/15 育児放棄の助長という前に - きょうも歩く
  • 7/23 リアリティーをもつ「無産者」という言葉 - きょうも歩く

    いろいろな人から見よ見よと案内された、生活保護水準以下の生活をしている労働者についてルポルタージュしたNHKスペシャル「ワーキングプアー」を見た。頭では知っていたが、映像にされるとまたショックだ。 紹介されている人々は、今のワーキングプアの典型的な人々たちだった。 ①業務請負の仕事しかない石巻から東京に出て職探しをしたらホームレスになり、住所もない面接に行くお金もないと再挑戦も断たれている若者、②角館のテーラーの主。地方経済の疲弊の影響を受け仕事がなくなり、年24万で自立生活している、③秋田湯沢の農家。農業収入では赤字で、家族総出でアルバイトなどでいつないでいる。農業を継ぎたい次男の生活保障の目途は立たない。④45歳のときに会社が傾き解雇、アルバイト3つを掛け持ちで年収200万で子ども2人を養っているお父さん、⑤父親が借金で夜逃げ、母親が続いて夜逃げ、高校時代は生活のためのアルバイトに追

    7/23 リアリティーをもつ「無産者」という言葉 - きょうも歩く
  • 1