新しい「令和」という元号が発表されたが、時の流れの中に目印となる1つのフラッグが立ち、振り返るときに便利になったという印象しかない。世間も常識というものは姿形を変えていくが、ある日を境に急に変化することなどないからだ。 少しずつ、しかし確実に時代は変わっていく、そんな中、最近は当たり前の概念となりつつある「マッチング」について、個人的には仕事に置き換えると「適材適所」と同義だと考えているが、昔はこういう価値観は無かったな、と思いだしたのでそれを書いておこうと思う。 仕事に自分を最適化していく選択肢しかなかった。 職業選択の自由(アハハン)とCMで大々的に流れたのは1990年のことだった。 シーナ&ザ・ロケッツが歌う「憲法第22条の歌」のテレビCM(サリダ)だ。 当時は皆が出世競争に励み、そこから脱落した者が部署異動や窓際族、左遷などと転落し、その最たるものが辞職勧告であり、それを避けるため
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