幸運にも、 と言うべきなんだろう。 2005、 2006、 2007年と ジョナサン・リッチマンのライヴを見ている。 05年はアメリカの北の町で 酔っぱらいたちに囲まれて。 前座はヴィック・チェスナットというご褒美で。 06年はロンドンの古い教会で。 07年は夏の苗場で 苗場食堂、 フィールド・オブ・ヘヴン、 クリスタル・パレスの3会場で、 どんなシチュエーションでも 全然変わらないジョナサンを。 そして今年も ジョナサンに恵まれた。 場所は西海岸のピザハウス。 “ヴェリー・アーリー・ショー”と わざわざ銘打たれたライヴは 7時半にぼくが着いたときに ちょうど始まったばかり。 アメリカでは 7時半にライヴをやるなんて、 前座のバンドでもなかなかありえない。 相棒のドラマー、トミー・ラーキンスとのコンビは 相も変わらず。 12年目を迎えたこのツーマン・バンドで 何が変わる必要があるのさと 道