兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)を前に、神戸新聞社は5、6日、県内の有権者を対象に電話調査を実施した。20年ぶりにトップが交代する選挙には8割以上が関心を示し、注目の高さをうかがわせた。5期20年に及んだ井戸敏三知事(75)の県政について、約半数が評価する一方、県政の継承は約半数が「引き継がないほうがよい」と答え、刷新を求める声が多数を占めた。 電話調査は、神戸新聞社とJX通信社が実施し、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法を採用。有権者1003人から有効回答を得た。 回答者の年代は、割合の多い順に70代=32・4%▽60代=24・4%▽80代以上=17・1%-と続いた。知事選について「大いに関心がある」と答えた人は44・0%に上り、「多少は関心がある」(40・7%)を含めると84・7%だった。 県政史上初の自民分裂選