デンマークの研究者がオミクロン株について、感染力は強いものの症状は軽いことから深刻な事態には至らず「2カ月以内に日常が戻る」との見通しを示しました。 国立セラム研究所の感染症部門のトップ、クラウゼ氏は3日、現地の番組でオミクロン株による入院リスクはデルタ株のおよそ半分との研究結果を明らかにしました。 それを踏まえ、オミクロン株の症状は軽く、多くの人が感染しても深刻な事態には至らず、それが「集団のなかで良好な免疫力を発揮する」と強調しました。 こうしたことから「今後1カ月にわたる感染拡大が終われば以前より良い状況になっている」として、2カ月以内に日常を取り戻せるとの認識を示しました。 一方で、「乗り越えるには今月、努力しなければならない」と注意を続けるよう呼び掛けました。