こんにちは。 ライター・放送作家の吉村智樹です。 おススメの新刊を紹介するこの連載、第21冊目は話題の文庫本『アル中ワンダーランド』です! もしもあなたが「この頃、酒量が増えたかも」「ついつい、飲んじゃうんだよな~」と気にしはじめているのなら、あるいは酒癖がよくない知人がいらっしゃるのならば、ぜひ読んでほしい一冊なのです。 ■アルコール依存症と診断された人気漫画家 TOKIOの元メンバー山口達也容疑者が酒気帯び運転で逮捕されたり、Twitterでアルコール依存症啓発漫画 「だらしない夫じゃなくて依存症でした」( https://www.mhlw.go.jp/izonshou/izonsho_manga_v01.html )がバズったりするなど、「アルコール依存症」に対する報道や記事を目にする機会が増えました。 そんなさなか、絶妙なタイミングで発刊されたのが、文庫版『アル中ワンダーランド』(
温かかった“吉本ファミリー”は、なぜ“ブラック企業”と呼ばれるようになったのか。かつての社員が初めて語る『吉本興業史』 こんにちは。 ライター・放送作家の吉村智樹です。 この記事が掲載される頃には東京都の新たな知事が誕生しています。「女帝」と呼ばれるあの方が続投するのか? 投票権がない我々他圏の人間も少なからず関心があります。 なんせ東京の新型コロナウイルス新規感染者数はケタ違い。今後都知事が執る対策は、他都市へも強く影響を及ぼしますから。 新型コロナウイルスに水害にと、なかなか心から笑って過ごせない日々が続いています。そこで! こんな時期だからこそ、お家でゆっくり読んでいただきたい「おススメの新刊」を紹介します。 第10冊目となるスイセン図書は、感染拡大の影響をもっともこうむった日本最大のエンタテインメント企業の歴史をひもとく超話題のベストセラー『吉本興業史』です。 ■温かかった“ファミ
こんにちは。 ライター・放送作家の吉村智樹です。 誰もが外出を自粛するよう要請されている昨今、自宅で楽しめるエンタテインメントと言えば、やはり「読書」。 そこで、こんな時期だからこそ読んでいただきたい書籍を紹介してゆきたいと思います。 第二回目は、30万部を突破し、天海祐希主演で9月に映画化公開が決まったベストセラー小説『老後の資金がありません』です。 ■皆さん、貯金はいくらありますか? 連日、「特別定額給付金」や「持続化給付金」など、お金にまつわるニュースが飛び交っています。あまりにも「○○金」というワードを目や耳にするため、もういくらかもらっちゃった錯覚に陥ってしまうのですが、自分の通帳にその数字が印字される日は、まだまだ先。 それでいて、こちらの財布から出ていく「納税通知書」だけは、まるで凄腕のスナイパーのように、悔しいほど正確かつ敏速に届くんですよね。うぅ、払いたくない……(あ、も
いらっしゃいませ。 旅するライター、吉村智樹です。 おおよそ週イチ連載「特ダネさがし旅」。 特ダネを探し求め、私が全国をめぐります。 ■「まんぷく」必至! これが大阪の「うまいもん」 「食欲の冬」「食欲の春」「食欲の夏」が終わり、いよいよやってきましたよ。「食欲の秋」が! 今回は、そんなふうに年がら年中、食欲の奴隷として生きている僕が、超極私的に選んだ、おすすめ「大阪のうまいもん」を3品ご紹介します。この秋に大阪旅行を計画されている方々のお役にたてれば幸いです。どれもワンコイン~1000円前後でいただけるので、とってもリーズナブルですよ。 ■はり重の「ビーフワン」 道頓堀に大正8年創業。すき焼き・しゃぶしゃぶの名店「はり重」。なかなかに敷居が高い銘店ですが、ここの一階に、気軽に入れる、レトロな雰囲気に包まれたカレーショップがあるのです。 「カレーショップ」ゆえに、もちろん名物はカレーライス
▲意外なほどバリエーションに富んだ「団地の給水塔」。ここにある給水塔の画像は、すべてひとりのサラリーマンによって撮影された いらっしゃいませ。 旅するライター、吉村智樹です。 おおよそ週イチ連載「特ダネさがし旅」。 特ダネを探し求め、私が全国をめぐります。 ■団地の給水塔を探求する「日本給水党」の党首、その正体は? あなたは「団地の給水塔」を気にしたことはありますか? 「団地の給水塔? 団地のはしっこに立ってるちんちんみたいなやつ?」 おそらく多くの人が団地の給水塔を風景のごく一部としてとらえ、気にも留めていなかったのではないでしょうか。 そんなひっそりとそびえる団地の給水塔を探し求めて全国をさまよい、撮影採集し続けている人がいます。 それが大阪市内のとある団地に住むサラリーマン、小山祐之(こやま ゆうし)さん(36歳)。 ▲団地の給水塔を撮影しつけている小山祐之さん 小山さんは「日本給水
重低音がバクチクしてますか。 こんばんは、バブル時代研究家のDJGBです。 「アンパンマン」「ストリートファイター」「となりのトトロ」「エースコック・スーパーカップ」…。今年は30周年迎える作品・商品が盛りだくさんです。 そんな中、とある「30周年」のハッシュタグが静かな盛り上がりを見せています。 色々と久しぶりに引っ張り出してきた。折ってるのやプラスチックケースに入ってるのって8cmらしい(´ー`) #8cmCD30周年 pic.twitter.com/cvJDRS7hBm — みつる (@kuri_bow_5553) 2018年2月21日 30周年なんですね( ; ゜Д゜) 飾りだしたら散らかるので 適当に広げてみる CDにはもうちょい頑張って貰いたいです♪#8cmCD30周年 pic.twitter.com/gvGopAEBjV — みっく (@39gimmehands) 2018年
いらっしゃいませ。 旅するライター、吉村智樹です。 おおよそ週イチ連載「特ダネさがし旅」。 特ダネを探し求め、私が全国をめぐります。 ■取材先から取材先へ、カプセルホテルを泊まり歩く日々 今回は閑話休題。 この連載の取材のあいまに感じていることをコラムでお届けいたします。 記念すべき30回を迎えたこの連載の取材を筆頭に、僕はほぼ毎日、関西・近畿地方のどこかに出没して取材をおこなっています。 バレーボール用品のメーカー「MIKASA」がつくった大きな大きなキャリーバッグに、一眼レフカメラを2台、脚立や三脚、ICレコーダやノートパソコン、着替えや課題図書などを詰め込み、ごろごろごろごろ転がしながら旅をしているのです。 「旅だなんて、ンな大げさな。住んでいる場所と同じ近畿地方のなかを取材しているだけだろ?」 そう思われるかもしれません。 しかし近畿と言えど二府四県もあり、なかなかに広うござんす。
こんにちは。 関西在住のライター、吉村智樹です。 いらっしゃいませ。 旅するライター、吉村智樹です。 おおよそ週イチ連載「特ダネさがし旅」。 特ダネを探し求め、私が全国をめぐります。 ■取材のハードルが高い街「京都」 この「いまトピ」の連載をはじめ、僕は仕事でほぼ毎日、取材で近畿二府四県を飛びまわっています。 カメラを携え、お店、アトリエ、サークル、会社、行政、個人宅などなど、いたるところへおじゃまをさせてもらっているのです。 貴重な時間を割いていただいているにもかかわらず、どの街の皆さんもあたたかく迎えてくださるので本当に感謝をしています。 ただ一か所……取材のハードルがとても高い街があるのです。 それが「京都」。 京都は、とにかく取材が難しい。 観光都市ではありますが、だからといって「よそさん」に対して開放的かといえば、むしろ正反対。 硬い殻で覆われていて、そう簡単に中身にまではたどり
▲レトロゴージャスな貝殻型のヴィーナス風呂に鎮座する男女。このおふたりこそ「昭和遺産ラブホテル」を探して旅をする夫婦なのです こんにちは。 関西ローカル番組を手がける放送作家の吉村智樹です。 こちらでは毎週、僕が住む京都から耳寄りな情報をお伝えしており、今回が39回目のお届けとなります。 ■夫婦で探す「昭和遺産ラブホテル」 さて、この原稿に手をつけはじめた6月13日の火曜日、Twitterでは、ブロガーとして有名な女性作家さんによる「社会人にもなってラブホテルを使うやつはダサい」発言が論争の火種となっていました。 なんでも、ラブホテルはダサく、シチーホテルでいたすとナウいのだそう。 かたや、そんなラブホテルを愛し、全国津々浦々のラブホテルを訪ねながら旅をし、画像やテキストで記録を残し続けている夫婦が京都にいます。 それが妻の逢根(あいね)あまみさん(31歳)、夫のおだ犬さん(39歳)ご夫妻
はじめまして。 平成元年あたりのカルチャーを発掘調査している山下メロと申します。 80年代とも90年代とも違うその時代を、「平成レトロ」として愛好しております。 当連載では、80年代から平成初期に流行した「ファンシー絵みやげ」から、当時の流行を紹介していきたいと思います。「ファンシー絵みやげ」とは80年代からバブル経済期~崩壊を挟んで90年代まで、日本の観光地で若者向けに売られていた雑貨みやげのことです。 かわいいイラストが印刷されていることが特徴で、そのイラストには当時の流行が反映されたものがたくさんありました。まずは簡単にファンシー絵みやげを紹介していきたいと思います。 ■ ファンシー絵みやげとは何か 80年代には、サンリオ、サンエックス、ソニー・クリエイティブプロダクツ、ユーカリなどのメーカーによる、かわいいキャラクターを印刷した文房具が人気でした。そして、それらを取り扱うファンシー
▲「週刊文春」ミステリーベスト10の2016年度国内部門第1位に輝き、今春発表の本屋大賞にもノミネートされているベストセラー小説『罪の声』著者の塩田武士さん。手元に並ぶ資料はいったい…… こんにちは。 関西ローカル番組を手がける放送作家の吉村智樹です。 こちらでは毎週、僕が住む京都から耳寄りな情報をお伝えしております。 いま、京都在住のある小説家が上梓した新刊が、注目を集めています。 それが塩田武士さんがお書きになった『罪の声』。 塩田武士さん著『罪の声』は、第七回「山田風太郎賞」受賞、「週刊文春」ミステリーベス10 2016年度国内部門第1位、さらに第14回「本屋大賞」候補、第38回吉川英治文学新人賞候補にも選ばれ、講談社の漫画雑誌『イブニング』で漫画化も決定した目下ベストセラー驀進中の超話題作です。 では話題作『罪の声』とは、いったい、どんな小説なのか? 『罪の声』 塩田武士 著 講談
▲接骨院ならではのペナルティ! そういうわけで今回は京都で撮った小ネタ集をお届けします こんにちは。 関西ローカル番組を手がける放送作家の吉村智樹です。 ここでは毎回、僕が住む京都から、耳寄りな情報をお伝えしております。 今年2016年の6月にスタートしました、この「いまトピ」での京都通信。 今回が年内最後の配信とあいなります。 半年間おつきあいいただきまして、ありがとうございました。 毎週月曜日に記事をアップし、22本の京都情報を発信してきました。 これまで配信したバックナンバーが、皆様のウインター京都めぐりの参考に少しでもなれば嬉しいです。 今回は、これまで京都取材やロケハンの最中に偶然見つけて撮った、さすがに本ネタにまでは昇華できない“街のこぼれ小ネタ”を大蔵ざらえいたします。 テレビ番組で年末によくやる「未公開特集」のようなものです。 ▲中華料理界の飛龍革命と呼ぶべきネーミングの中
▲『女の庭』など多数のベストセラー小説を世に送り出した花房観音さんは現役のバスガイドでもある。そして新刊は小説ではなく京都のガイドブック。その内容は…… こんにちは。 関西ローカル番組を手がける放送作家の吉村智樹です。 ここでは毎回、僕が住む京都から、耳寄りな情報をお伝えしております。 そろそろ京都は紅葉のシーズン。 そして秋の行楽シーズンの幕開けです。 木の葉が色づく季節になると、書店の棚は京都のガイドブックがひしめきます。 ほっこりできるカフェ、イートインできる和スイーツのパティスリー、イケメンショコラティエの抹茶を使った新作チョコレート、ナチュラルな自分を演出できる草木染めストール、背伸びをしてワインとともに楽しめる京懐石……などなど一生かけてもまわれないほどのステキガーリーなショップを紹介した京都案内本がズラリ。 しかし、そんななか、地底で黒光りしているような、異彩を放ちまくる京都
(ソフトクリームとギターを持つこの方はいったい……) じとじとした梅雨が明けると、ガツン! とホットな夏が本番を迎えます。 カンカン照りの太陽の下で、汗をぬぐいながら食べる冷たいスイーツは、たまらないおいしさですよね。 僕が住む京都には、東京をはじめ、なんと全国からお客さんがやってくる噂のアイスクリーム専門店があります。 そしてその店は、アイスで人気なはずなのに、とびきり“アツい"のです。 冷たい。でもアツい。 いったいどんなお店なのでしょう。 今回訪ねるアイスクリーム専門店「黒岡冷菓」は京都の北端に位置する宮津市の、京都丹後鉄道「岩滝口」駅を降りてすぐのところにあります。 (駅を降りると、向こうに見えるは妙見山。そして時が止まったような静かな街が現れる) ハイキングコースとして親しまれる妙見山や、目の前の阿蘇海からは日本三景のひとつ「天橋立」を望むことができるという、海と緑に囲まれた静か
江戸川乱歩といえば小学校図書館の定番。 少年探偵団シリーズのポプラ社のオドロオドロしい表紙に胸をときめかせた方々も多いのではないでしょうか。 小沢健二にハマってたのは中学校のときで、小学校のときはなんだっけ?って考えたら、江戸川乱歩の少年探偵団だわ。あの劇画チックな表紙のシリーズぜんぶ揃えたいな〜〜 pic.twitter.com/S20VTOwxpl — ユウ子 (@mizutama_yuko) 2015, 11月 16 【少年探偵】江戸川乱歩でポプラ社ときたら柳瀬茂のドロドロした表紙絵(右下)が浮かぶ方が多いかと思われますが、80年代に出たポプラ社文庫版は恐ろしくダサくて3周半くらいして寧ろサイコーです…特に小林少年のファッションに注目! pic.twitter.com/eAo2XSWcMt — リズム&ブックス (@Rhythm_Books) 2015, 11月 11 子供向け作品以
どうも服部です。前回記事では昭和28年の日本のカラー映像をお送りしましたが、さらにさかのぼって昭和23年、終戦3年後のカラー映像(一部モノクロ映像)をお送りします。 動画を公開しているMichaelRoggeさんによると、アメリカ軍の将校が撮影したものだそうです。では早速見ていきましょう。 ■動画 まず1つ目は、日比谷公園周辺で撮影されたと思われる2分30秒ほどの動画です。 消防車らしき赤い自動車。交通量は意外とあるようです。 皇居周辺でしょうか、都電が走っています。 懐かしのボンネットバスも走っています。 ちらっと映る「日比谷朝日生命」のビル。現在、日比谷マリンビルが建つ日比谷通りと内堀通りの交差点付近です。 「公安安全」の標語(交通安全の間違え?)の後ろには、自転車タクシー(輪タク)が走っています。燃料不足であった当時は自動車のタクシーを走らすことができず、大正時代に使われていた輪タク
こんにちは。フレネシです。 先日、代官山LOOPで行われたNegicco主催のイベント「Negi ROAD Vol'6」で、DJをしてきました。共演は、チャラン・ポ・ランタンさんと、TEMPURA KIDZさんという豪華な顔ぶれ。私は、以前からNegiccoの楽曲が好きで、DJをやるときによくかけていたんですが、今回は初のライブ観戦でもあり、生のステージを観られるのをとても楽しみにしていました。 何でも、メンバーのMeguさんがフレネシを聴いてくれていたとのことで、実現したこの共演。お会いするなり、Meguさんが持ってきたフレネシのCDにサインを下さいと… いやいや、むしろこっちがファンでしたよ! というわけで、今回はNegiccoのみなさんに、インタビューに答えていただきました。 ●Negiccoに50の質問● フレネシ(以下フ):こんにちは、フレネシです。8月25日(日)の代官山LOO
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