3期目に挑む小池百合子東京都知事は先月30日午後、東京都大田区のJR蒲田駅前での演説で、8年間の都政を広報し「都知事選で金メダルをお願いします」と訴えた=小池知事のSNSよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社 7日に行われた東京都知事選挙は、いくつかの意味で日本社会の現状を反映した大騒ぎだと思える。第一の特徴は、日本の女性蔑視の反映という点である。世論調査で1位と2位だった現職知事の小池百合子氏と蓮舫前参議院議員は、国会議員を長い間務め、知名度もある。この点をとらえて、メディアは「女の対決」とはやし立てた。このような盛り上げ方は、今の日本における男女平等についての認識の浅さの反映である。小池氏は、関東大震災における朝鮮人虐殺の犠牲者に対する追悼メッセージをかたくなに拒絶するという点で歴史修正主義者であり、まっとうな人権感覚を持った政治家とは言えない。最大の繁華街、新宿で行き場のない若い女性を
異例の円安が続き、共同通信によると円相場は先月26日午後、一時1ドル=160.39円まで円安が進んだ。これは日本のバブル経済期の1986年12月以来、約37年ぶりの円安。1ドル160円を超えたのは、今年4月29日以来2カ月ぶり。写真はソウル中区のハナ銀行偽変造対応センターの6月27日の様子/聯合ニュース 38年ぶりの記録的な「スーパー円安」が続いていることで、韓国経済にも否定的な影響が及ぶ恐れがあるとの懸念が高まっている。日本と競争する韓国の輸出企業の価格競争力が低下するとともに、経常収支の黒字基調にとっても悪材料になりうるからだ。ウォンの価値も同時に下落すれば、国内金融市場全般にリスクが拡大する恐れがあると警告する声もあがっている。 4日の韓国貿易協会の分析によると、世界市場における韓日両国の輸出競合度(2023年)は0.458。輸出競合度は1に近いほど競争が激しいことを意味するが、通常
22日(現地時間)、イタリア・サルデーニャ島のスティンティーノ市の海辺に設置された平和の少女像=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社 日本の妨害にもかかわらず、イタリアのサルデーニャ島の海辺に日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」(以下少女像)が22日(現地時間)に設置された。少女像が建てられたスティンティーノ市の市長が、日本政府の問題提起に対し少女像に書かれた碑文内容の修正を検討する方針を示したという報道があったが、少女像の設置に参加した「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は事実ではないと反論した。 ヨーロッパの休養地としても有名なサルデーニャ島のスティンティーノ市では同日、設置された少女像の周辺で除幕式が行われた。地中海を眺める海岸付近に位置することになった少女像周辺には、現地合唱団が歌う民謡「アリラン」が鳴り響いた。正義連は23日に報道資料を出し、除幕式には
マーシャル諸島のミリ環礁で日本に抵抗した朝鮮人労働者たちがやつれた様子で米当局が用意したゴム製のイカダに乗って戦争捕虜として移送されている。1945年3月18日、米海軍が撮影した写真=日帝強制動員市民の会提供//ハンギョレ新聞社 太平洋戦争中に南太平洋のマーシャル諸島の「ミリ環礁」で発生した、強制動員された朝鮮人の集団虐殺事件をめぐり、真実糾明が必要だとする主張が出ている。 日帝強制動員市民の会は5日、「1942年から45年まで、深刻な飢餓や強制労働、米軍の空襲、日本軍の弾圧によってミリ環礁で死亡した強制動員朝鮮人は218人に達する。『戦争の狂気』を象徴するミリ環礁集団虐殺事件の悲劇を詳細に明らかにしなければならない」と指摘した。 強制動員された朝鮮人たちがミリ環礁に移動したのは、1942年初めのことだった。日帝は釜山(プサン)港で朝鮮人2400人を船に乗せて出発した。船には海軍軍属の身分
1945年の解放後、日本に留まり定住することになった在日朝鮮人は、極限状況だった戦後空間で、はたしてどのように生存できたのだろうか。青巖大学在日コリアン研究所のパク・ミア学術研究教授が最近、自身の博士論文をもとに出版した『在日朝鮮人と闇市』は、在日朝鮮人が戦後日本で形成された「闇市」といかに不可分の関係を結ばざるを得なかったのかを、様々な史料を通じて綿密に調べた本だ。 著者は、在日朝鮮人と闇市の関係に注目した理由について「闇市は解放後に形成された在日朝鮮人経済史の出発点といっても過言ではない」からだと述べている。焼肉とパチンコは、在日朝鮮人の産業を代表する二大業種だが、これも戦後形成された闇市での在日朝鮮人の活動と密接な関連がある。日本では戦時中から闇取引が盛んに行われたが、敗戦後には公権力が無力になった状況に乗じ、全国的に闇市が生産と消費、流通を支える公然の場所になった。都市ごとに鉄道駅
香港有名インフルエンサー鄭金鈴さん「酒に薬を混ぜたのでは」 「BBCのドキュメンタリーを見て自分の経験を思い出し、背筋がぞっとした」 鄭金鈴さんは22日(現地時間)、スレッズに「BBCドキュメンタリーを見て、自分の経験が思い出されてぞっとした」として、2018年にバーニング・サンを訪れた際に、飲酒後に意識を失ったと主張した。写真は訪問当日、DJはV.Iだという=鄭金鈴さんのスレッズより//ハンギョレ新聞社 香港の有名なインフルエンサー、鄭金鈴(Ling Cheng)さんが、過去に韓国のクラブ「バーニング・サン」を訪れた際、酒を飲んだ後に意識を失ったと主張した。鄭さんは当時の状況を回想しつつ、「私の経験を通じてみんなには警戒心を持ってほしい」と訴えた。 鄭さんは22日(現地時間)、SNSのスレッズへの投稿で「BBCドキュメンタリー『バーニング・サン:Kポップスターたちの秘密のチャットルームを
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