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ブックマーク / note.com/gotch_akg (109)

  • ドサクサ日記 6/3-9 2024|Masafumi Gotoh

    3日。 時差ボケ解消とまではいかないが、ある程度の眠気には対処できるようになってきたので、恐る恐る自動車を運転して海辺に出かけた。自動車を運転するときには、それなりに緊張する。ある意味では凶器みたいなもので、誰かの人生のみならず、自分の人生すらも損ねてしまうような運動エネルギーを持っている。急いだとて30分と変わらないのに、そのための速度には破滅的な力が宿るところが怖い。 4日。 都内で取材。若くて新しい友人事をキメてから、NPOの打ち合わせ。自分の年齢が相手より上だからと言って、何らかの知識を多く持っているとは限らない。偉そうに言えることはまったくないなといつも思う。ある種の経験は、物理的な時間の長短とは関係がない場合がある。太くて濃厚な一瞬もあれば、何の意味もない、繋がりもなくてバラバラの、永遠みたいな時間をひたすら浪費することもできる。 5日。 改めて消費税の高さに閉口する。10

    ドサクサ日記 6/3-9 2024|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2024/06/10
    “アジカンのシングルコレクションのリリースが発表になった。”
  • ドサクサ日記 4/22-28 2024|Masafumi Gotoh

    22日。 春フェスのリハーサル。夏は出稼ぎ、秋からツアー、みたいな行程がバンドマンのルーティンとなって久しいけれど、夏は夏でとても暑くて、雨さえ降らなければ春こそがフェスには最高かもということが浸透したのか、春先からGWくらいまでについても出稼ぎ期間に認定された。梅雨の期間はさすがにあまり野外イベントがないけれども。年がら年中、そこらで音楽フェスがあって、すごい時代だと思う。 23日。 潔加入25周年とデビュー20周年を記念したライブの告知が始まった。シンプルにとても楽しみにしている。10周年は横浜スタジアムだから、会場が狭いという言葉には頷きつつ、我々の音楽業界内の政治力の低さについて申し訳なさを抱えつつ、それでも与えられた場で、素敵な空間を参加してくれる人たちと一緒に作れたら嬉しいと思う。リクエストも募っているので、演奏のスコアを作り直さなければいけない曲もあると思う。随分と演奏してい

    ドサクサ日記 4/22-28 2024|Masafumi Gotoh
    kiku72
    kiku72 2024/04/30
    “個人的に3曲投票するならば、ネクスト、タイムトラベラー、雨上がりの希望”
  • ドサクサ日記 4/15-21 2024|Masafumi Gotoh

    15日。 徳島へ。アッコちゃんの自宅に寄らせてもらった。すっかり都会生活者の俺。東京都に住んだことはないけれど、その周辺の仕事をしながら暮らしている。さすがにここまでの田舎暮らしは想像がつかないが、もはやオンラインで済む会議や打ち合わせも多いことだし、職業によっては実現可能な暮らし方なんだと思う。しかし、いずれほとんどの自治体が消滅するというレポートもある。恐ろしいことだと思う。諸々、仕事をした後は、近所の人たちから美味しい魚介や郷土料理をご馳走になった。ビールは持ってきたが、たらふくべて無料というのは申し訳ないので、卓を前に2曲歌わせてもらった。なんとなく「ソラニン」と「世界が終わる夜に」を選んだ。演奏はやっぱり、酔っ払っていないときのほうがいい。酔っているときは人の演奏を聞いているほうが楽しい。表に出ると蛙がゲコゲコ鳴いていた。 16日。 朝の5時に目が覚めたので、早めに帰路につい

    ドサクサ日記 4/15-21 2024|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2024/04/23
    “日本中でフェスがタケノコのように地面から生えて、上手くいくところとそうではないところのコントラストも鮮明”
  • ドサクサ日記 3/25-31 2024|Masafumi Gotoh

    25日。 静岡は藤枝へ。アーティスト支援型のスタジオ作りも、ひとつめの山場だと思う。素敵な支援者たちに囲まれて、物件のところまでは辿りつけた。しっかりとプランを練って実現させたい。しかし、当に、音楽スタジオというのは造るのにお金がかかって、面積の割に儲からない。維持費も必要。というわけで潰れることが多いのだけれど、黙ってそれを見ていると録音文化が細って、機会が開かれず特定の人たちのものになってしまう。プライベートスタジオは大小問わず百花繚乱の感もあるけれど、そういう場所やラップトップでできることと、ドラムが録音できるスタジオでできることに違いがある。サンプルがあれば格好いいビートは組み上げらるけれど、録音する以外にない演奏ならではグルーヴとその記録もある。そういう音楽体験が多くの人に開かれるような場所にしたい。大変だけど頑張りたい。 26日。 音楽をひらすら何時間もかけて聴いた。愛好家の

    ドサクサ日記 3/25-31 2024|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2024/04/03
    “フェス会場はとても暑かった。ZAZEN BOYSがとても格好よかった。俺”
  • ドサクサ日記 3/11-17 2024|Masafumi Gotoh

    11日。 3月11日は多くの人にとって特別な日だと思う。ことさらに時間や日付を目印にせずとも、追悼というのはいつでもどこでもできる。こういう日にいろいろな想いを確認することは大事だけれど、なるべく静かに、常に自分の懐に想いや念を抱きかかえていきたいと思う。復興を旗印に掲げながら、ローカルではない大都市の「東京」や「大阪」がやっていることを考えると腹が立つ。ほとんど収奪だよね。 12日。 静岡の藤枝へ。ミュージシャン支援のためのスタジオづくりは、少しずつ見通しが明るくなってきて嬉しい。知り合った藤枝市の皆さんも好意的で、事業の規模や資金繰りの面でのストレスは尽きないが、背中を押してもらっている。改めて、形はどうあれ起業して従業員を雇い、なおかつ社会貢献している人たちはすごいなと思う。音楽以外のことを考えるとヘトヘトになる。けれども、これも音楽活動。 13日。 リハの後、湊剛さんの「サウンドス

    ドサクサ日記 3/11-17 2024|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2024/03/19
    ゴッチさんはかなり前から自分の考えはエントリかThreadsに書いてますね
  • ドサクサ日記 2/26-3/3 2024|Masafumi Gotoh

    26日。 ソロアルバムの立体音響用のミックスデータの整理。今回は初めて後藤正文名義でのリリースになる。インストのコンセプトアルバムになるので、どのくらいの人に届くかはわからないけれど、音楽的に自分のスタジオでできることはやった。ただ、どこまでを「できること」とするのかは難しい。時間が止まるなら延々と何千時間でもミックスをやり直せる。録音物の制作というのは「まあ、このあたりまでかな」と判断するところまで含まれていて、いいところで引き上げられるのも才能のひとつだと思う。もっとも、リリースしてからでも、気に入らなかったらやり直せばいいだけの話なんだけど。大きいレーベルの場合は工場も含めていろいろな人の事情が絡むのでそうはいかない。独立独歩で行えば、好きな時に、何度だって別バージョンを作れる。ただ、制約が生み出すマジックもあるから不思議だ。 27日。 久々に運動をしたら、やっぱり右肩にまつわる動き

    ドサクサ日記 2/26-3/3 2024|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2024/03/04
    “釜ヶ崎支援機構の小林さんの案内で釜ヶ崎を歩いた。”
  • ドサクサ日記 2/5-11 2024|Masafumi Gotoh

    5日。 ボイストレーニングからのミックスチェック。年明け最初のボイストレーニイングだったので、身体はガチガチだった。疲れも溜まっていたので仕方がない。ライブに向けて、これから緩んでいけたらと思う。雪ということで、特段都内の用事がなかったメンバーたちはリモートチェックということになった。「ずっちーなぁ」という言葉を飲み込んでスタジオへ。ミックスは順調に完成。とはいえ、リリースが来年ということで、やろうと思えば一年間は直し放題。納期がなかったら楽曲というのは永遠に完成しないような気がする。でも、よくよく考えたら、楽曲というのは最初に録音されたものが完成形で唯一のオリジナルというわけではない。私という人間を写真で撮影すれば、そのときによって表情も違うし、年齢によって容姿も違う。オリジナルというのは自分が自分であるという事実くらいだろう。それだって物理的というよりは概念的な問題だと思う。楽曲という

    ドサクサ日記 2/5-11 2024|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2024/02/13
  • ドサクサ日記 1/29-2/4 2024|Masafumi Gotoh

    29日。 レコーディングスタジオではない街のリハスタでドラムの録音。レコーディングスタジオを1日借りると、交渉次第ではあるが1日で6万円以上、都内なら10万円以上の出費になることが確実で、機材や環境の面から考えるとそれは妥当というか、価格が安いと言えると思うのだけれど、昨今の音楽を取り巻く状況を考えると、音源の売り上げで10万円を賄うのはなかなか難しい。かと言ってせっかくの創作物を金銭面からの理由で妥協するのは忍びない。今回は作品の方向性から考えて、場所が何よりも重要で、そうした方向から考えて幡ヶ谷の街のリハスタで録音した。持ち込みの機材では6chがマックス。それでも6の源泉したマイクで、素敵な演奏を録音できたように思う。過去に比べて、無数の選択肢があることが現代のアドバンテージだけれど、選択肢と情報のなかで迷子になってしまうこともある。プロのカメラマンに撮影してもらったポートレートはさ

    ドサクサ日記 1/29-2/4 2024|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2024/02/06
    “音源の売り上げで10万円を賄うのはなかなか難しい。”
  • ドサクサ日記 1/8-15 2024|Masafumi Gotoh

    8日 朝方に叩き起こされていろいろした後、ソファに沈み込むように落ちて寝てしまった。気づけば午後。どうしたもんかと思いつつ、雑煮の汁を温めてを焼いてべた。は美味しい。しかし、このが結構な数の人を死に追い込んでいる。もう10も歳を重ねたら、俺にとってもリスクの高いべ物になるのだと思う。まあ今でも、べるときには詰まる可能性もあるよと言い聞かせながら、ゆっくり噛む。 9日。 約束をしていたので弾丸のようなスピードで奈良へ。鹿などを愛でる間もなく、知り合いのスタジオへ行き、革新的なピックアップを付けたギターやベースを試奏。これがとても良かった。その原理を踏まえつつ、ミックスに対する新しい知見も教えてもらった。これもウームと唸るような内容で、人生の謎がひとつ解明されるような出来事だった。早くスタジオで試したい。興味のある友人にはシェアしたい。その後はLOSTAGEの五味岳久の倉庫(アトリ

    ドサクサ日記 1/8-15 2024|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2024/01/15
    “10日。 新曲のStatelessが配信になった。”
  • ドサクサ日記|Masafumi Gotoh

    18日。 久々に丸亀製麺に行き、鴨ねぎ饂飩をべた。毎年、どうやってこれだけ大量の鴨肉を調達しているのか疑問というか、鴨の立場に立って不安な気持ちになっていた。まあ、べる時にはすっかり人間の立場に戻っているのだけれども。今年の鴨肉は気のせいかもしれないが、ハム感が高いような感じがした。以前にはない香りがする。ちょっと旨味が強いというか、肉も妙に柔らかいと思った。 19日。 インドの学生といろいろ英語でディスカッションした。語学が堪能ではないので、外国語で話すときには言語的に手足をしばられているような状態になる。まずもって語彙がない。ゆえに、普段から自分が常に考えていることをシンプルに伝えるほかない。こういう場合、即興的に内容が膨らんだりしない。表層と底の部分、皮と骨の髄みたいなところが直結してしまう。生き方みたいに接している哲学的なところを、普段から育てていないとダメだなと痛感。それは身

    ドサクサ日記|Masafumi Gotoh
    kiku72
    kiku72 2023/12/26
    “我々の音楽活動はコンサートに依拠するところが大きくなった。”
  • ドサクサ日記 12/11-18 2023|Masafumi Gotoh

    11日。 楽しいことや面白いことは日々の生活や活動のなかにいろいろあるけれど、全体が暗い膜に包まれているような気分が続いている。ガザでは、必要とは思えない攻撃と虐殺が行われている。圧倒的な非対称性で、パレスチナの人々が虐げられている。多くのユダヤ教徒も世界中で声を上げている。しかし、世界はまったく動かない。それとは別に生活上のあれこれは迫ってくる。引き裂かれるような気持ちだ。 12日。 下北沢の某喫茶店のトイレに入ったところ、ウォシュレットの水が止まらなくなってしまって大変に焦った。最初から、菊の門にぴったりアジャストしていないというか、人間の構造的にそんなに後ろに菊の門があるはずがない、というところに水があたったので、おかしいなとは思った。それからはソフトもムーブも全部効くのに、止まるのボタンだけが機能しなかった。これでは大事なところが長風呂をしたときの指先のようにふやふやになってしまう

    ドサクサ日記 12/11-18 2023|Masafumi Gotoh
    kiku72
    kiku72 2023/12/19
    “みんなで話し合って、この夜はバードメンを演奏させてもらった”
  • ドサクサ日記 11/27-12/3 2023|Masafumi Gotoh

    27日。 京都へ。AMBIENT KYOTO 2023を鑑賞。メールボックスに保管してあったQRコードの表示アドレスが迷惑メールで流れてしまって焦った。スタッフの方の厚意で氏名と予約時間からチケットIDを検索してもらい無事に入場。まずは坂さんと高谷さんの展示。『async』の曲をこの規模で聴くと、家やスタジオで感じるのとは違った音のレイヤーが見えてきて面白い。walkerでの足音は、巨大会場ならではの臨場感で、坂さんがそこにいるかのように感じた。スクリーンの映像もとても良かった。ドローンのように持続してスライドしていく映像と、静止画、その間に挟まれる動画。時間や記憶といった概念、それは人間らしい、ぞれぞれの脳内でのイリュージョンなんだろうと思う。そんなことを考えながら、あるいは瞑想のよいうな状態になりながら、1時間以上浸った。京都信用金庫に移動してCorneliusとBuffalo D

    ドサクサ日記 11/27-12/3 2023|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2023/12/05
    “誕生日。47歳になった。自分が子どものころに想像していたより、遥かに面倒臭い大人に仕上がった”
  • ドサクサ日記 11/20-26 2023|Masafumi Gotoh

    20日。 アジカンのスタジオの機材セッティング。録音用の機材を買い足してもらったので、これで96kHzで録音をすることができるようになった。これまでは96kHzにするとADATの回線が半分になってしまって、ドラムを録音する場合は48kHzを選ぶしかなかった。これからはストレスなく、毎度同じ設定で作業に挑めるのが嬉しい。アナログ回線になった分のケーブルが足りないので、これから自作する。 21日。 若い才能がネット上でいろいろ言われているのを読むと、なんだか悲しい気持ちになる。出る杭を打ってしまう社会というか、ふわっとした空気というか、そういうものの一部にはなりたくないなと思う。自分の知らない方向に飛び抜ける人が出たとき、それを反射的に踏んづけるのではなく、どういうことなのかと注意深く見つめて、必要なときに応援したり、傍らに無言で立ったりできる大人になりたい。 22日。 鎌倉公演初日。朝早く起

    ドサクサ日記 11/20-26 2023|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2023/11/29
    “MUSICIANS FOR PALESTINE」という声明に署名した”
  • ドサクサ日記 11/13-19 2023|Masafumi Gotoh

    13日。 日頃から何らかの配達員のような格好をしているので、近隣の住民からも何らかの配達員だと思われている節がある。以前にまったく知らないし付き合いもない家の前を通りかかった際、玄関先にふらっと現れたマダムから「ヤマトさん、もうひとつ荷物持っていってくれないかしら?」と声をかけられた。自分のどこを見回しても、ヤマト運輸を思わせるものは身につけていなかった。にも関わらず、だ。 14日。 都内のスタジオでプロデュース仕事音楽仕事をしていると、自分が知っていることややっていることをブラックボックスに入れたくなる。私なりのコツが感覚的なものではなく、言語として体系的に説明できる、つまり他人でも再現性がある場合には特に。そういうことを知るためにかかった費用や労力なども考えてしまう。しかし、利己的な感じで自分の懐に情報を隠し持って、それを自分の先進性だと考えるのはさもしい。同じ条件でも自分らしい仕

    ドサクサ日記 11/13-19 2023|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2023/11/20
    “SNSにまつわるニュースを読んでいると、いっそのことインターネットごとなくなってしまえと思う”
  • ドサクサ日記 10/30-11/5 2023|Masafumi Gotoh

    30日。 便座から尻を上げると、便器の中から1匹の蚊が現れ、どこかへ飛んでいった。尻全体をさすってみたけれど、血を吸われた形跡がなくてホッとした。蚊に知恵のような体系が存在するのかは不明、というか思考している可能性は限りなくゼロに近いと思うけれど、尻に狙いを定めるとはなかなかやる蚊だなと思った。直撃死などのリスクはあるが、確かに血を吸うチャンスとしては、無防備な人間を狙える。 31日。 ハロウィンと言えば渋谷。ということで、渋谷を避けて友人と会っていろいろなことを話した。「いくらなんでもガチガチに規制しすぎだろう」という憤りが電脳世界にポストされていた。増税や物価高、正直に言ってしんどい世の中で、庶民や若者の娯楽やイベントまで奪ってどうするという論旨だ。したい仮装もできないこんな世の中じゃ、ポイズン、と俺も思う。安全性の問題もあるけど。 11月1日。 TVで日シリーズ観戦。両監督の采配に

    ドサクサ日記 10/30-11/5 2023|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2023/11/06
    “TVで日本シリーズ観戦。両監督の采配に痺れる一戦だった。”
  • お詫び|Masafumi Gotoh

    名古屋公演、広島公演を楽しみにしてくれていた皆様、この度は申し訳ありません。 Zepp Nagoyaでリハーサルを行った感触から、開演直前まで喉の状態は夜に向けて良くなっていくと考えていました。しかし、3曲目までを歌った段階で、自分の喉からは、どう頑張ってもチケット代をいただいて人に聴かせられるようなレベルの声が出ないと理解しました。その場で楽器チームの責任者とリーダーの喜多君とステージの上で話して、振替公演をお願いしたいと伝え、謝罪しました。 ツアー時の体調管理は毎度大変に緊張しながら、できる限り健康であるための努力をしているつもりでしたが、札幌公演の数日前から喉に少しの違和感があり、日曜月曜の札幌でのライブを経て夜から咳が増え、火曜日の夕方に発熱しました。名古屋公演当日の午前中には平熱に戻り、新型コロナの簡易検査キットも陰性とのことで、名古屋に向かいました。 リハーサルは喉を酷使しない

    お詫び|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2023/10/20
    “ツアー時の体調管理は毎度大変に緊張”
  • ドサクサ日記 9/25-10/1 2023|Masafumi Gotoh

    25日。 対談取材とミックス作業。金にならない美術品はゴミ、みたいな話のしんどさについて話す。作品のみならず、モノや行為の当の価値というのは、そのときには良く分からないことが多いのではないかと思う。よく分からないうちに淘汰されて、なかったものの中にも、時間のフィルターさえ乗り越えたら、もっと違った魅力を発揮したものもあると思う。そういう複雑さを忘れるのはとても恐ろしいこと。 26日。 健康診断。一昨年の診断では腫瘍マーカーに異常が認められたので、胃カメラと大腸カメラの検査を受けた。良性のポリープがあっただけで、臓器の状態は良かったのだった。今年はどうだろう。バックに尿と便を入れて病院に向かうとき、なんとも言えない気恥ずかしさと緊張がある。何かの弾みで容器が破れたり弾けたりしたら嫌だなと心の底から思う。隣で飲する人があると、なんだか申し訳ない。 27日。 ミックス作業のあと、知り合いの話

    ドサクサ日記 9/25-10/1 2023|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2023/10/03
  • ドサクサ日記|Masafumi Gotoh

    18日。 敬老の日に蕎麦屋に行くと、長寿の祝いということで高齢者割引が開催されていた。隣の席には老婆がふたり。鍋で煮た何かと丼的な何かを注文した様子だったが、小さいぶっかけ蕎麦と普通のかけ蕎麦がそれぞれにサービスされていた。そんなにべられるはずもない。なにしろ、老婆たちの話題はもっぱら事と健康に関することで、「最近は医者に言われて5にしていて、10時と15時、これは理にかなっている」みたいな、細ったに対する対策のあれこれが話題の中心だった。そうしたなか、煮込みをべていた老婆の強烈な一言が胸に刺さった。「生涯にべたなかの蕎麦で一番不味い」。確かに、俺がべている蕎麦も美味しいとはいえないクオリティだった。さらに老婆は続ける。「蕎麦というよりもメリケン粉をべている感じ」。腹がいっぱいだったのかもしれない。悲しいことだと思った。 19日。 リハーサル。連休明けだというのに、身体がむ

    ドサクサ日記|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2023/09/26
    “コロナ禍のライブハウス運営はとても大変だったのだという”
  • ドサクサ日記 9/11-17 2023|Masafumi Gotoh

    11日。 鬼作業。鬼作業のお供は、ほかほか弁当。若い頃は唐揚げ弁当一択だった。いや、鳥めし弁当だったかもしれない。安価なのに美味しい。大人になるにつれて唐揚げだけで白米をやっつけたいという気持ちが萎えて、もう少しおかずにバラエティを求めたくなった。が、あまり嵩張る感じでないほうがいい。となると、のり弁に着地するしかない。おかずが増えたとは言い難いけれど、魚だし、健康みたいな。 12日。 鬼作業。この日は作業に没頭するために、スタジオ入りする前にコンビニのイートインで沖縄そば的なやつを急いで吸い上げた。スタジオでは一心不乱にアウトボードや画面の波形と格闘。自分の狙い通りの音になっていくのは嬉しい。コンプの類はリコールを考えるとインザボックスが便利だけれど、狙いが定まった後は、実機を使ったほうがしっかり角が取れて厚みも出ると感じる。ディエッサーも然り。 13日。 ギターの鬼練(鬼練習の意)をし

    ドサクサ日記 9/11-17 2023|Masafumi Gotoh
    kiku72
    kiku72 2023/09/19
    “年末と年始はしばらく休みたい。本当”
  • ドサクサ日記 8/21-27 2023|Masafumi Gotoh

    21日。 帰国。羽田空港に着く少し前から突然耳が痛くなった。耳抜きをしようとしても上手くいかず、内耳で感じる自分の声もおかしい。鼻を摘んで耳に空気を押しやり、なんとか痛みは軽減。心配なので帰ってから耳鼻科に行った。中耳炎にはなっていないが、鼓膜の付近が炎症を起こしているらしい。ジャカルタから持って帰ってきたビンタンビールは諦めて、しばし禁酒生活。耳の奥でコボコボと音がする。 22日。 考えすぎ。働きすぎ。武蔵小杉。体調不良の原因はいろいろで、働きすぎに関してはコントロールできるけれども、考えすぎについてはどうやって対処していいのか困る。ウォーキングが良いらしいが、歩いている最中にもウダウダといろいろなことを考えてしまう。どうでもいいYouTubeのショート動画を流し見しているときが、最も脳の負担が減って脳のシワがツルツルになっているような気がする。 23日。 「前ディレイ」というパワーワー

    ドサクサ日記 8/21-27 2023|Masafumi Gotoh
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    kiku72 2023/08/28