民進党の蓮舫代表が7月27日になって突如、代表辞任を表明した。その理由として蓮舫氏は「(党)人事ではなくて、私自身をもう一度見つめ直さなくてはいけないと思った」と述べている。 蓮舫氏は、25日午後に開かれた都議選の両院議員懇談会で続投を表明したばかりだ。その席で「この党を再び政権政党とするように頑張る」と宣言していたにもかかわらず、この2日でいったい何があったのだろうか。 執行部人事には手を付けなかった? 25日以降、蓮舫氏は、辞任を正式表明した野田佳彦幹事長の後任など、執行部の人事に着手していたはずだった。 ところが蓮舫氏は人事には手を付けず26日には代表辞任を決意したという。昨年9月15日の代表就任会見では「時間をかけて丁寧に、信頼される政党にしていきたい」と意欲を見せて強気をみせていた蓮舫氏だったが、すでに戦意を喪失していたようだ。 民進党のある議員は「新幹事長をはじめ、新しい執行部