タグ

ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (13)

  • ミケランジェロの「隠し部屋」を初めて公開、期間と人数限定で

    イタリア、フィレンツェにあるメディチ家礼拝堂の下にある「隠し部屋」。壁に炭でさまざまなデッサンが描かれている。これまでずっと非公開だったが、試験的に一般に公開される運びとなった。(PHOTOGRAPH BY PAOLO WOODS, NATIONAL GEOGRAPHIC) イタリア、フィレンツェにあるメディチ家礼拝堂の美術館長だったパオロ・ダル・ポゲット氏は、1975年、ルネサンスの宝を発見した。 来場者用の新しい出口を設けようと建物を調べていたとき、ダル・ポゲット氏らは、メディチ家の君主たちの豪華な墓を収めた新聖具室の近くにある衣装棚の下に、扉が隠されていることに気付いた。跳ね上げ式の扉を開けると、細長い部屋へと続く石段が現れた。部屋には炭が詰め込まれており、物置か何かにしか見えなかった。 ところが、部屋の壁には、高名な芸術家ミケランジェロによるものと思われる炭とチョークのデッサンが描

    ミケランジェロの「隠し部屋」を初めて公開、期間と人数限定で
    kilminwq
    kilminwq 2017/05/01
  • 3つの火山が相次ぎ噴火、インドネシア

    8月3日、インドネシア北スマトラ州カロ県のティガ・パンクル村付近で火山灰を吹き出すシナブン山。(Photograph by YT Haryono, AFP, Getty Images) 8月最初の週、ハットトリックを決めたのは、オリンピックのサッカー選手だけではなかった。インドネシアで、3つの火山がほぼ同時に噴火した。 インドネシアは、地質学的に活発な環太平洋火山帯に位置し、およそ130の活火山を擁している。そのうち、シナブン山、ガマラマ山、リンジャニ山の3つが、地鳴りとともに噴煙を上げたのだ。(参考記事:「インドネシアの荒ぶる神 火山と生きる」) これまで死者の報告はないが、空港が閉鎖されるなど、人気リゾート地のバリ島に向かう便も含め、交通は寸断されている。リンジャニ山はバリ島から近いロンボク島、シナブン山はスマトラ島、ガマラマ山はモルッカ諸島の1つに位置している。(参考記事:「各地で火

    3つの火山が相次ぎ噴火、インドネシア
    kilminwq
    kilminwq 2016/08/09
  • 島暮らしのオオカミ、主食はシーフード

    群れを率いる雌オオカミ。2011年、カナダ・バンクーバー島の海岸でバーティー・グレゴリー氏が撮影。(PHOTOGRAPH BY BERTIE GREGORY, NAT GEO WILD) カナダ西部に位置するバンクーバー島の海辺を、幽霊のように歩き回る動物がいる。彼らは海沿いの苔むした森でひっそりと暮らし、人々にその姿を見せることはめったにない。2011年、英国の映画製作者バーティー・グレゴリー氏は幸運にもその動物を目撃した。海辺のオオカミたちだ。「海岸に暮らすオオカミは特別な存在です。不思議な魅力とオーラを漂わせています」(参考記事:動物大図鑑:オオカミ、2015年10月号「海辺のオオカミ」) グレゴリー氏は帰国すると、ドキュメンタリーの製作を開始した。ナショナル ジオグラフィック初のYouTubeシリーズ「ワイルドライフwithバーティー・グレゴリー」として、8月3日から公開されている

    島暮らしのオオカミ、主食はシーフード
    kilminwq
    kilminwq 2016/08/08
  • 第54回 今夏も実施、朝型勤務が昨年ダメだった理由

    またこの季節がやってきた。そう、朝型勤務の夏である。夜型の国家公務員諸氏にとってはまたもや気重な夏になりそうだ。 昨年に引き続き、今年も来たる7月、8月の2カ月間、国家公務員を対象に朝型勤務を実施すると内閣人事局から発表があった。 国家公務員における「ゆう活(夏の生活スタイル変革)」実施方針 ① 職員が、朝型勤務やフレックスタイム制等の活用により退庁時間を早め、一日の時間を有効に使うことで、ワークライフバランスを実現、② 業務の無駄を徹底的に排除し、業務を効率化、③ 職員の士気の向上も通じて、国民への行政サービスの維持・向上を徹底することを趣旨として、ワークライフバランス推進強化月間(7・8月)に実施します。(内閣人事局HPから)

    第54回 今夏も実施、朝型勤務が昨年ダメだった理由
    kilminwq
    kilminwq 2016/06/30
  • 地図で見るLGBT違法の国、合法の国

    米国オーランドにある、同性愛者が集うナイトクラブで起こった銃乱射事件では、ある事実が浮き彫りになった。それは、「基的な法的権利があっても、必ずしも安全が守られるわけではない」ということだ。そして世界各国の法律を見ると、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)である市民を「守ろう」とするどころか、積極的に処罰の対象とする国々も存在する。(参考記事:「オーランド銃撃事件を世界が追悼、写真11点」) 国際レズビアン・ゲイ協会(ILGA)が世界の性的指向に関する法律を調査したところ、73カ国、国連加盟国の37パーセントが、同性同士の性行為を違法と定めていることがわかった。 スーダン、イラン、サウジアラビア、イエメンは、同性愛の性行為に対して国内全域で死刑を科している。他にも、地域によって死刑や罰金刑、懲役刑が科される国もある。上の地図に示されている通り、同性愛を違法とし

    地図で見るLGBT違法の国、合法の国
    kilminwq
    kilminwq 2016/06/22
  • 解説:タイのトラ寺院に40頭の子トラ死体

    タイガー・テンプルの強制捜査で発見された、瓶詰めにされた子トラの死骸。(Photograph by Molly Ferrill) 疑惑のトラ観光寺院「タイガー・テンプル」から、トラが姿を消そうとしている。 タイ・バンコクから北西へ3時間の距離にあるこの寺院では、15年前から動物虐待と違法取引を指摘する声が上がっていたが、5月30日、タイ当局はついに強制捜査に着手、寺院にいる計137頭のトラの移送を進めている。 タイガー・テンプルは、トラと触れ合える施設として世界的に有名になった。ここを訪れた観光客は、トラに餌をやり、水浴びをさせ、紐をつけて散歩をさせて、その様子を写真に収めることができた。同寺院はこの事業により、年間およそ300万ドル(およそ3.2億円)の収入を得ていたとみられる。 しかし保護団体や同寺院の元職員は以前から、トラが不自由な囲いに閉じ込められ、十分な餌をもらえずに虐待されてい

    解説:タイのトラ寺院に40頭の子トラ死体
    kilminwq
    kilminwq 2016/06/08
    解説:タイのトラ寺院に40頭の子トラ死体 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト: タイガー・テンプルの強制捜査で発見された、瓶詰めにされた子トラの死骸。(Photograph…
  • 水族館脱走タコ、愛嬌ある性格で人気の若者だった

    ニュージーランド国立水族館にいた頃のタコの「インキー」。好奇心旺盛な若者で、スタッフの人気者だったという。(PHOTOGRAPH COURTESY NATIONAL AQUARIUM OF NEW ZEALAND) 今年初め、ニュージーランド国立水族館で飼育されていたタコが、自由を求めて水槽から抜け出し、排水管を通って海に逃げた。 オスのタコの「インキー」は、夜の間に水槽の外に出て、床の上を這い、海に続く細いパイプに滑り込んだ。 ニュージーランド国立水族館のロブ・ヤレル館長は、「彼は研究熱心で、自分の限界に挑戦するのが好きでした」と言う。 インキーが一夜にして脱走したことにヤレル氏らが気づいたのは3カ月前のことだった。残された水の跡から、脱走ルートは容易に特定できた。インキーは、もう1匹のタコと一緒の水槽に入れられていたが、その蓋をずらすことに成功していた。 ヤレル氏によると、インキーは成

    水族館脱走タコ、愛嬌ある性格で人気の若者だった
    kilminwq
    kilminwq 2016/04/19
  • 10年で世界の魚の数を回復できる、研究報告

    このオナガザメのように、来漁獲対象でない魚が網にかかってしまうことは、世界中の漁業者にとって頭の痛い問題となっている。(Photograph by Brian Skerry, National Geographic Creative) 長らく減り続けている世界の魚の生息数が、わずか10年で回復でき、同時に漁業者の収入も増えるとする論文が、学術誌『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に発表された。(参考記事:「クロマグロ 乱獲の果てに」) 方策は、漁獲の権利を割り当てる制度をより多くの国々で導入すること。すでに米国や中米ベリーズなどいくつかの国で効果を上げているやり方だ。「私は長い間、漁業問題に携わってきましたが、これほど画期的な結果が出るとは思ってもみませんでした」と、論文の共著者で環境保護団体「エンバイロンメンタル・ディフェンス・ファンド」に所属する漁業科学者のアマンダ・リーランド氏は

    10年で世界の魚の数を回復できる、研究報告
    kilminwq
    kilminwq 2016/04/01
  • 実は冗談が発端、サマータイムの奇妙な歴史 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    英国ロンドンのビッグ・ベンの前を走るバス。米国は3月13日からサマータイムに入る。(PHOTOGRAPH BY ADRIAN BROCKWELL, ALAMY) 2016年も米国では3月13日の日曜日からサマータイムが実施され、いつもどおりでいいのにと思っている人々を苛立たせている。(参考記事:「朝型勤務がダメな理由」) サマータイムの効果をめぐっては今も論争が絶えないが、もとは誰が始めたのだろう? 最初に思いついたのは米国の科学者で政治家にもなったベンジャミン・フランクリンで、1784年だったが、そもそもは彼一流の冗談だった。(参考記事:「夏時間の良否をめぐる議論 」) 駐仏大使だったフランクリンは、「Journal of Paris」誌に、たまたま朝の6時に目を覚ましたら、すでに日が昇っていたので驚いたという文章を寄稿した。当時、彼(とこの雑誌の読者層)には、昼前に起床する習慣がなかっ

    実は冗談が発端、サマータイムの奇妙な歴史 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    kilminwq
    kilminwq 2016/03/14
  • 米国人による“趣味の狩猟”で大量の動物が犠牲に | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    自らが仕留めた動物たちと一緒に写真に収まる、テキサス州の石油業者で狩猟家のケリー・クロッティンガー氏とのリビー。彼のトロフィーハンティングは、多くの人々の怒りを買っている。(Photograph by Robert Clark, National Geographic) 先日、米国の狩猟家団体サファリ・クラブ・インターナショナル(SCI)が、少なくとも600頭分の狩猟権を対象にしたオークションを行った。「アルティメート・ハンターズ・マーケット(ハンターのための究極のマーケット)」と称するこのオークションに対しては厳しい批判が寄せられているが、これら600頭分の狩猟権は、スポーツ狩猟産業において米国人が関与している案件のほんの一部でしかない。(参考記事:「動物600頭の狩猟権オークション始まる」) 動物保護団体ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)と米国ヒューメイン・ソ

    米国人による“趣味の狩猟”で大量の動物が犠牲に | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    kilminwq
    kilminwq 2016/02/12
  • 日本で違法な象牙取引が横行、覆面調査でも確認

    契約などに使われる印鑑の材料。1989年に象牙取引が世界的に禁止された時点で、象牙印鑑の需要により日は世界最大の象牙輸入国だった。(PHOTOGRAPH BY SHUJI KAJIYAMA, ASSOCIATED PRESS) 中国の象牙需要が闇市場を拡大させ、毎年数万頭のゾウが違法に殺されるようになる以前、活発な象牙取引を後押ししていたのは日の印鑑市場だった。契約書などに押す、人だと示す判である。(参考記事:「象牙と信仰 密輸象牙はこうして使われる」) 日では少なくとも千年にわたり、さまざまな素材で印鑑が作られてきた。20世紀初めには水牛の角、木、水晶といった印材が大半だったが、1950年代以降の日の経済成長に伴い、象牙の印鑑の人気が高まった。ケニアに拠点を置く調査保護団体「セーブ・ジ・エレファント(STE)」の報告によれば、1980年には、日で使用された象牙の総重量のうち5

    日本で違法な象牙取引が横行、覆面調査でも確認
    kilminwq
    kilminwq 2015/12/15
  • 巨大な穴にのみ込まれる町、ペルーの鉱山

    広範囲を採掘穴にのみ込まれたペルー、セロデパスコの歴史地区。深さ400メートルで、ボルカン鉱山の子会社が主に鉛と亜鉛を生産中。(Photograph by Tomas van Houtryve) 写真(次ページ):選鉱くずの山と鉛中毒に苦しむ子ども 写真(3ページ):汚染され干上がった湖底や選鉱くずの近くで放牧する人々 ペルーの町セロデパスコは、標高4300メートルほどの山間にあり、地球でいちばん高地にある町のひとつ。小柄だが精力的な女性国会議員、グロリア・ラモス・プルデンシオ氏は、人口は7万人のこの町の出身だ。 「子どものころ、アメリカ人が住んでいるベラビスタ地区を通り過ぎるとき、母に何度も訊ねたものです。『なんで米国人はすてきなうちをもってるの?』と。学校では、先生に訊きたがりやと呼ばれました」ラモス氏はそう振り返る。 この10年ほど、中南米諸国の鉱業収益は、3倍の3000億ドルに急増

    巨大な穴にのみ込まれる町、ペルーの鉱山
    kilminwq
    kilminwq 2015/12/07
  • 古代ギリシャの「失われた島」を発見、エーゲ海

    この半島の一部はその昔、有名な戦いに巻き込まれた古代都市ケインであったとみられる。(Photograph by German Archaeological Institute) エーゲ海東部で調査を行っていた考古学者と地球物理学者の国際チームが、これまで所在が不明だった、かつて古代都市ケインがあった島を発見した。 古代ギリシャの歴史家クセノフォンが文献に記したこの島は、ペロポネソス戦争末期の紀元前406年、アテナイ軍がスパルタ軍を破ったアルギヌサイの戦いが行われた場所のすぐ近くにあったことで知られる。 現在はギャリップ諸島と呼ばれているアルギヌサイの島々は、トルコの海岸の沖わずか数百メートルほどの位置に浮かんでいる。古代の文献では3つの島からなるとされているが、これまでは3番目の島がどこにあるのかがわかっていなかった。 研究チームが、現在は半島となっている土地を掘削して得た地層サンプルを調

    古代ギリシャの「失われた島」を発見、エーゲ海
    kilminwq
    kilminwq 2015/11/26
  • 1