ここでいう聖人は宗教的な意味でなく、「聖人君子のような」の聖人。 前提: 人は意識的無意識的にかかわらず、自身及び自身の遺伝子のために動く。極稀に突然変異によりそうでない者も生じるかも知れないが、確率的に淘汰される。人は論理と感情によって行動する。このうち、感情については上の条件を満たすように構築される。また、論理は可能性とその確率・期待値を示すが、行動選択を行うのは感情である。考: 賢明な人は、自身のため他者を利用するだろう。利用出来ないということは、利用するだけの脳がないということである。とりわけ、他者に利用され自身の不利を招く者は、馬鹿と言わざるを得ない。賢明な人は、馬鹿を利用するため意識的に馬鹿をおだて、親切を尽くすだろう。彼らはそれにより自身が投資した以上の見返りを得る。返礼に見合わぬほどの投資を行い身を削る者は、即ち馬鹿である。賢明な人は、自身の不利とそれによる重大な損失を避け
![一般的に言って、聖人はみな馬鹿](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b1638cdb5807a4788e4ba3c1109a984166e095fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2Fimages%2Fog-image-1500.gif)